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広島「原爆の日」に思う

今日8月6日は広島「原爆の日」

76年前の今日、広島に原爆が投下されました。

以前、80代の患者さんから「ピカ」の話を聞きました。

患者さんは被爆しなかったそうですが、親族や友人知人には被爆した人がいたそうです。

投下された爆弾の爆風は、遠く離れた所まで届いたそうで、窓が激しく揺れる音、飛び散るガラスの破片、その激しさは今も忘れないと言っていました。

そして、焼けただれた腕を前に伸ばし、垂れ下がった皮膚をぶら下げて、幽霊のようにフラフラと歩く人達を見た時の驚きと恐怖は何とも表現できないとも。

また、懇意にしている先輩の薦めで、こうの史代さん著「夕凪の街 桜の国」を読みました。

原爆は被爆による死傷者や当時の遺族の方だけではなく、次の世代、その次の世代の方をも苦しめるものだと知りました。

こうの史代さんと言えば、原爆投下当時の広島を描いた作品でアニメ映画化もされた「この世界の片隅で」の著書でもあります。

※「夕凪の街 桜の国」も実写映画化されています。

実体験を話すことができる語り部の方達が減ってきている今、次世代へどう語り継いでいくかが大切だと思います。

二度と悲惨な出来事が起きないためにも。

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