技術広報の活動とわたしの活動との距離を保つ
こんにちは、meiheiです。
この記事は 技術広報 Advent Calendar 2023 シリーズ 2 の 24 日目の記事です。
と、何となくつぶやいたポストが少し伸びていたので、自分の考えをつらつら書こうかなと思います。
私はPHPer。
前提情報として、自分は株式会社PR TIMESでエンジニアとして働いています。PHPer(PHPエンジニア)です。
実際、PHPエンジニアとしてWebアプリケーションの開発をすることでバリューを出すことを求められています。しかし、技術広報的な活動ではコミットすべき目標設定は行っていません。
そんな中「イベント開催」「カンファレンススポンサー&スタッフ」「Xでの情報発信(なんかフォロワー数が多い)」など、技術広報というポジションの人に見られるような活動もしています。
技術広報の活動
技術広報ではない人が技術広報の活動というのも滑稽ですが、実際に自分が会社でやっていた活動をちょっと振り返ります。
PHPカンファレンス2022
一昨年の話ですが、PHPカンファレンス2022は、初めて自分でスポンサーを提案したときでした。
この考えだけはずっと軸に持っていたいし、将来自分以外の人がスポンサーを提案するようになった時も同じ考えを持ってもらえるように、自分の言葉で明文化しました。
【PRTIMES.DEV】新卒3年目が抱える疑問を解消!エンジニアキャリアトーク ※オフライン
今年の3月に、これまで休止していたPR TIMES主催イベントを再開&リニューアルして「PRTIMES.DEV」という名前でイベントを開催し始めました。
自分がエンジニアとしてキャリアを考える上で参考になる色々な考え方を聞け、更にその話は社内外の若手エンジニアにとっても為になる話で、とても良かったかなと思います。
「パブリックファースト」という考え
PR TIMESのPRはPublic Relationsの省略です。社内では重要な考え方として「パブリックファースト」があります。自分もその考えをもとに行動しています。
これは、よく聞く「お客様ファースト」の考えとは異なり、さらにその先にいる人、社会の事を第一にする考えです。
エンジニアの仕事であっても、何も考えず与えられた要件定義を実装するのではなく、パブリックのためになるように考えて行動しています。
「エンジニア」と「PR」の掛け算
とは言え、一人の人間が出来ることは限られています。出来ないことは出来ないし、出来ることでもその影響は小さい事が多いです。
そこで、エンジニアとしての自分、PRの会社の人としての自分、という価値を掛け合わせて最大化出来るように考えました。
まずは今後のキャリアにも重要なエンジニアとしての市場価値(知識・スキル・アウトプット)を上げることを自分の活動の軸としています。
さらに追加で、PRの会社の人としてのパブリックのためになることを考えてから活動していました(スポンサーとか前日イベント開催とか)。
どれも上手くいっているのか分かりませんが、たとえ小さくても掛け合わせれば大きくなるかなと思っています。
全員広報というマインド
さて、最初のポストに書かれていた「全員広報」という言葉は、実は最近知りました。これは目指すべき姿を適切に表しているなと思いました。
会社で技術広報をするには、技術広報というポジションの人がイベント開催などの活動をするだけでは足らず、全てのエンジニアが情報発信をしていき、コミュニティや技術、社会とリレーションを築いていくことが大事だと思います。
なので、自分が技術広報というポジションである必要はないと思っています。技術的にやったことを発信し、技術コミュニティでわいわいやっていることこそが重要なのかと。
そしてそれを自分一人だけが行うのではなく、全員が同じ考えを持って行動できると、会社の技術広報は成功するのかなと思います(これはまだまだ道半ばです)。
終わり
ポエムとなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
真面目なこと書きましたが、結局好きだからやっているんですよね。
活動の意義と好きって感想は相乗効果があって、やるぞやるぞー!!ってなります。
私の記事は以上になります。明日はアドベントカレンダー最終日 @TAKA_0411 さんによる「そうだ、ブログを書こう。」です。
メリークリスマス!良いお年を!