「限定もの」の良さ
お酒を使ったスイーツが好きだ。近所のスーパーで、冬季限定のお酒入りチョコレートが最終セールになっていたので、去り行く季節を惜しむように、まとめ買いした。
以前noteにも書いたけれど、アンティコカフェ アルアビスの「ババナチュラーレ」という、アルミの器の中にひたひたのラム酒シロップが入ったスイーツが大のお気に入り。ラム酒がこぼれるほどの量なので、これはテイクアウトできず、イートインのみ。
仕事帰りに、このカフェにたまに寄っていたけれど、外出自粛の今は寄り道を控えているし、カフェ自体もテイクアウトのみの営業が多い。
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昨日、ふと思い立って、Twitterで少し前に話題だった、セブンイレブンのイタリアンプリンにウイスキーを染みこませた「大人プリン」をやってみたら、それはとても美味しかった。
そして、タイムリーなことに、昨日、渋谷区おばさん/発酵看護師さんのこのnoteを拝読した。
ラム酒ではなく、本みりんにレーズンを漬け込んだ「みりんレーズン」。これまた、ラム酒やブランデーのスイーツとは違った味やコクが楽しめそうで、読んでいるだけでヨダレが出てきた。
自分で、自宅でお酒を使ってアレンジすれば、お酒入りのスイーツを楽しめる幅がぐっと広がるなぁと改めて感じた。カフェでイートインでなければ食べられないという場所の限定、チョコレートが溶けない冬季だけという季節の限定・・・自分で少し「限定」を外すことができそうだ。
自宅でアレンジすれば、ラムレーズンとバニラアイスが1:1くらいの、私の夢のような割合のラムレーズンアイスも、簡単に作れて、毎日でも食べられる。
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最大の問題は、食べ過ぎの防ぎ方。夢のラムレーズンアイスを自作してしまったら、たくさん食べ過ぎるに決まっている。よほどの意志の強さがなければ、適量では終えられないだろうと思う。しかし私は、糖質もアルコールも、控えめにした方がよい健康状態。
自分の意志の弱さは、この自粛期間に嫌というほど分かった。せっかく自宅にいるのだから、積読の本を少しでも読み進め、録りためたDVDを見て、衣類を整理して、と頭では考えても、ずっとダラダラと過ごしていた。それはそれで、頭と体が休まってよかったけれど。
「限定もの」は、食べられる季節や場所を制限されるからこそ、カロリーコントロールにも役立っていると感じる。意志の弱い私には、外から「限定」してもらうことが、とても大切。
・・・でも、「みりんレーズン」はどうしても気になる。外出自粛が解除され、世の中の状況が落ち着いてきてから、渋谷区おばさん/発酵看護師さんがご紹介されていた、くれは食堂さんの「みりんレーズンの酒粕アイスクリーム」を食べに行ってみたいと思う。