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「13分の1」1年 田上遼馬

「13分の1」
政治経済学部経済学科 1年 田上遼馬(日章学園高校)

こんにちは。
今回部員ブログを担当します。
1年の田上遼馬です。


はじめに、日頃より明治大学体育会サッカー部をご支援いただいている全ての皆様に深く御礼申し上げます。



なぜ明治を選んだのか。


明治を知ったきっかけは小中高の先輩である村田航一さん(現水戸ホーリーホック)と中高の先輩である阿部稜汰さん(現FC今治)の影響である。直接的な関わりはなかったが選手権で活躍している姿を見たり、監督から話を聞いたりするなかで憧れの存在になり、いずれ超えたいと思う存在になった。


なぜ明治でないとだめだったのか。


プロサッカー選手になる。
という目標は他の大学でも自分の努力次第で叶えることができるかもしれない。
現に、1年生から確実に試合に出られるところの方がいいんじゃないか、九州でもいいんじゃないか、という周りの声もあった。

しかし、私には明治に行くこと以外自分を納得させる選択肢はなかった。
海外で活躍する、息の長い、沢山の方から応援されるプロサッカー選手になるという目標は人間形成を大事にし、全員がTOPを本気で目指す日本一の大学、明治でしか叶えられないと強く感じたからだ。



「13分の1」


栗田さんは度々この言葉を使う。
13しかない推薦枠の内の1つを頂いて明治に入ったこと、そのことにどれだけ自覚と責任を持って日々過ごしているか。

私は明治に入りたくて入りたくて仕方なかった。
セレクションの合否の電話を待つ時間はご飯も喉を通らないほど緊張していた。それくらい自分にとって人生をかけた1日だった。

だからこそ今の自分に問いたい。
その思いを最大限、日常生活やサッカーに表現できているか。

入寮してからの1、2ヶ月は、新しい生活や仕事、厳しいトレーニングについていくので精一杯で何かにこだわったり自分で考えて変化を出す作業が全くと言っていいほど出来ていなかった。

約7ヶ月経ち少しずつ生活に慣れて、時間を有効的に使うことができ自分と向き合う時間が増えた。

そこで、改めて継続することの大変さを感じている。
毎日体の疲労感やモチベーションが違う中で、同じことを継続してやり続けることは口で言うより遥かに難しいことであると痛感している。と同時にそれをやり続けることのできた人が上に行くことができるのだと再認識もしている。



入部して約7ヶ月経った今、明治を選んで良かったと心から思っているし、やっぱり明治は日本一の大学だと感じている。

2024年4月7日
関東大学サッカーリーグ戦 開幕戦が八幡山グラウンドで行われた。

入部して初めて行われた公式戦だったが、試合までの各々のコンディション管理、練習で頭を揃えるためのミーティング、スカウティング、当日の勝つための準備・雰囲気
その全てに明治が強い理由があり、これが日本一を目指すチームなのだと感じた。

2024年6月30日
アミノバイタルカップ 優勝

部員全員の思いと代表する責任を背負って戦うメンバー、メンバー外の練習から勝たせるという意識、応援席から声を枯らしながら全力で応援する姿、補助学や運営でチームに貢献する姿
このようなチームの一員であること、誇りに思う瞬間だった。



現在、私はセカンドチームで練習を行っている。日々先輩方が伝えてくださる明治の基準を追い求め、もがき少しでも変化を出すことを意識して過ごしている。
ある日先輩から言っていただいた「お前高体連出身だろ?明治に来たからって変に自分のプレー変えるなよ。高体連らしさ出せよ。」という言葉。
その言葉は痛いほど心に刺さり響いた。周りは上手い選手ばかりで焦っていたのか、元々そのような選手ではないのに上手くプレーしようとしていたのかもしれない。

私の思う高体連らしさとは、泥臭く、どんな時もチームのために走り続け、貪欲に勝利を目指す。そんな姿である。


今シーズン残り約5ヶ月、これまで以上に、明治の基準・TOPを追い求め、明治のために走り続けます。




初めての部員ブログでまとまりがなく、拙い文章ではありましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。



次回の1年の部員ブログ担当は、川崎フロンターレU−18出身 濱﨑知康です。
すぐにちょけるピッチ外の姿からは想像もつかない、明治のために体と声を張りゴールを守る。そんな熱い彼の部員ブログにご期待ください。

田上遼馬(1年=日章学園高校)
政治経済学部経済学科。FW。

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