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「覚悟」 4年 森喜紀

「覚悟」
政治経済学部4年 森喜紀(浦和西高校)


こんにちは。

今回部員ブログを担当させていただきます、政治経済学部4年の森 喜紀です。


さて、今回でこの部員ブログを書くのも4回目。今日で最後です。私たち4年生に残された期間はあと半年。今想うこと、伝えたいことを素直に書きたいと思います。

夢と希望を胸に入部したあの日。まだ顔と名前が一致していない先輩方を前に、でかでかと抱負を述べた。ミーティングでの、あの独特の緊張感、そしていよいよ始まるのだという期待感は今でも忘れない。しかし、そんな期待はいい意味で壊される。練習での強度の高さ、質の高さ、そして下級生としての振る舞い方など、選手としても、人間としても、明治としてあるべき姿をあらゆる場面で学んだ。

あの日から早3年半、自分の描いていた姿と同じであるかと言われればそうではないが、ここでの3年半は確実に自分を成長させてくれた。それは間違いない。だから下級生にもこの時感じた気持ちは、必ず胸に秘めておいて欲しい。辛い時、苦しい時、悩む時、きっと自分の成長をいい方向に後押ししてくれるだろう。

先日、ようやく練習に復帰した。約8ヶ月、今でも怪我の瞬間が脳裏に浮かぶ。常に恐怖と不安と隣り合わせではあるが、自分には乗り越えてきた自信がある。そして覚悟がある。

今まで自分が見てきた先輩たちのような存在になれているのかは分からない。だからこそ、自分に求められていることを常に考え、自分の役割を全うする。そして自分なりに踠き、行動する姿が自然と後輩にも伝わればそれでいい。先輩方が自分たちに見せてくた背中のように。

これまで本当に様々なことを経験させていただいた。そして、代々の先輩たちから受け継いできた「明治」というものを後輩たちに伝えていくのが私たちの使命であり責任である。それをさらに継承していくことで、伝統が受け継がれていく。変化しつつも、明治として変えてはいけないものを残された期間で伝えていく。

応援も、運営も、その他の仕事も、それぞれが置かれた立場で全力を尽くす。それが明治だ。

残り半年、大好きなサッカーができている幸せを噛み締め、自分らしく、泥臭く、日々全力を尽くしたいと思います。

かっこ悪くてもいい。嫌われてもいい。

1月1日。悔いが残らないよう、最高の笑顔で終われるように。

まとまりのない文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。いよいよ明日からアミノバイタルカップが始まります。応援も始まり、本当の意味での明治が見せられると思います。また、総理大臣杯、後期リーグ、そしてインカレに繋げるためにもとても重要な大会です。チーム全員が優勝を目指して突き進みます。

今後とも明治大学体育会サッカー部への応援をよろしくお願いいたします。


次回の4年生の部員ブログは、桐蔭学園高校出身の遠藤雅己です。16人部屋で3年間苦楽を共にした仲であり、明治のゴールと寮を守る彼はまさに守護神です。実はめちゃくちゃメンタルが弱いですが、やる時はやってくれる男です。そんな遠藤雅己のブログは、とても心に響くと思います。是非お楽しみに!

森喜紀(=浦和西高校)
政治経済学部 / FW


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