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「明治が明治であるために」 4年 山田梨功

「明治が明治であるために」

経営学部 4年 山田梨功 (浜松開誠館高校)


こんにちは。

今回部員ブログを担当させていただきます。経営学部4年山田梨功です。

早いものでこの部員ブログを書くのも最後となりました。入部してから3年と4ヶ月、日々感じていることを振り返りながら、今の思いを素直に書きたいと思います。


2019年、全てのタイトルを獲得したシーズン。
サッカー、私生活共に隙がなく、試合に出る出ない関係なく部員全員が明治を勝たせるため運営、補助学、応援を日々全力で行っていた。当時、1年生だった自分は毎日ついて行くのに必死で衝撃的な毎日だったことを今でも鮮明に覚えている。


2020年には一般社団法人 明大サッカーマネジメントが発足し、多くのスポンサーの方々に日々サポートしていただける環境ができた。当時の主将である須貝さんを中心に「明大ビジョン2050」も作成され、いつでも見れるよう玄関にビジョンが掲げられた。


4年となり、副主将として今の自分になにができるか、明治に何を残せるか。


私は明治が明治であり続けるために、何を残していかなくてはいけないかを常に考え、毎日を全力で追求し背中で見せていく責任がある。


先輩方が毎年追求し創り上げてきたものを後輩に継承しつつ、新しい明治を創り上げる。

架け橋のような存在にならなくてはならない。

一年時に感じた先輩方の取り組み。

「明治とは」を追求する姿。
圧倒的に強くて上手いサッカー。
毎試合スタジアムに響き渡る校歌。

どれも今の1.2.3年生は知らない。だから私にはそれを伝える使命があり、表現する責任がある。

2020年に作成された明大ビジョンの一部
「明治が変えてはいけないもの」

・明治大学体育会サッカー部はプロの養成所ではなく、人間形成の場である。
・全員が立場に関係なく主体性を持って日々全力で取り組む。
・ピッチだけでなく運営、応援を含め大学サッカーの見本となる存在を目指す。
・関東一部リーグに居続ける。


明大ビジョンの一部であるが、これこそが明治であると私は今強く感じている。


言葉では、感謝してます、人間性を追求していますと多くの選手が口にする。しかし、それが口だけになっていないかと疑問に思うことがある。

どれほどの人が自分に深く落とし込み行動に移せているか。明治として自分が裏表なく体現できているか。それを今一度考え直し、主体性をもち、本気で部員全員が追求しなくてはならない。それを徹底させ追求させるのが自分の役割であり使命である。


4年となり、スポンサーの方々と話す機会があったり、就職活動などを通して大人の方と話したり、社会との関わりを持つことで、自分がまだどれだけ未熟かというのを痛感する。視点を変えて目標から逆算し、今なにをしなくてはいけないかを考え、残りの8ヶ月、自ら成長して行くと共に、自分に何が残せるかを追求していこうと思う。

8ヶ月経てば私達は卒業し、また新しい部員が入ってくる。それが毎年行われていく。それでも明治は変わらないし、変えてはならない譲れないものがある。それこそが明治であり、今までの先輩方が残してくれたものだと思う。

それを後輩に伝え、その後輩がまた次の世代に伝える。その作業が永遠に行われる。その基準を引き上げる作業が必要だが、いつの間にか基準は落ちている。これから何年先も明治が明治であるために、今自分にできることは徹底的に明治を追求し、行動して発信していく。その姿を最後まで見せていきたいと思う。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

私達は今年掲げた、関東大学サッカーリーグ優勝、1月1日に国立で優勝するという目標を達成するため、今後も日々全力で取り組んでいきたいと思いますので、今後とも明治大学体育会サッカー部のご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。


次回の4年生の部員ブログは中京大中京高校出身の高橋祥太郎です。
唯一の一般生で、努力の天才です。きっと祥太郎らしく熱く気持ちのこもった部員ブログになると思いますので、ぜひご覧ください!

山田梨功(4年=浜松開誠館高校)
経営学部 経営学科 / DF

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