「4年間で感じたこと」4年 内田将太
「4年間で感じたこと」
法学部法律学科 4年 内田将太
こんにちは。
今回部員ブログを担当させていただきます、法学部法律学科4年の内田将太です。
まず初めに、新型コロナウイルス感染拡大に対し、ご尽力いただいている医療従事者の方々、またこのような状況下でもリーグ戦やその他大会を開催するにあたりご尽力していただいているすべての方々に感謝申し上げます。
早いもので、私が部員ブログを書くのもこれが最後になってしまいました。
今回、最後の部員ブログでは、「当たり前は当たり前ではない」ということを話したいと思います。
よく、〜に感謝して頑張ります。という言葉を聞きます。私はこの感謝というものをどれだけの人が本当に深く落とし込んで、発言しているのかなと疑問に思います。
私は大学1年の頃に、「恩返し」というタイトルで部員ブログを書きました。その時の気持ちや文章に嘘はありませんでしたが、今感じている恩返しや感謝とは別物だと言えるくらい、自分の中で変化があったと思います。
私たちは今なに不自由なく毎日サッカーができていて、リーグ戦なども毎週行われています。その毎日が当たり前になっていませんか。どれだけの人がその当たり前のために動いてくれているかを考えたことがありますか。
私は4年で主務を務めており、マネージャーで関東大学サッカー連盟学生幹事長を務めている後藤大輔と密に連絡を取り合い、運営を進めています。私は大輔に本当に感謝しています。学連で本当に毎日大変な作業を行い、本当に寝てるのかなって思うくらい大学サッカーのために動いてくれています。何か仕事を頼んだときにもすぐに対応してくれて、本当に助かっています。それぐらい学連のことに追われているはずなのに、明治が負けた時は誰よりも悔しがっていて、私は苦しい時は大輔を頭に浮かべて、あいつの方が苦しんで頑張っていると考えると決めています。
他にも、栗田さんをはじめとするスタッフの方々も、毎日朝6時にグラウンドに来てくれて、選手と同じぐらいの熱量で私たちに指導してくださったり、日程やその他の部分でも私たちのために想像できないくらい動いてくださっています。
私たち選手はアルバイトをしていません。お金などはすべて親の仕送りで生活しています。私たちのために毎日死ぬ気で働いてお金を稼いでくれている親だって、いついなくなるかなんてわからないし、そういった人たちとの時間も刻一刻とすぎていっているのです。
本当の意味で心から感謝できていますか。
それを行動に移せていますか。
今しかできないことを全力でやっていますか。
こうやって、当たり前のように熱く語れる同期がいて、同じ目標に向かって頑張る仲間がいて、毎日切磋琢磨し会える環境があるのは本当に当たり前ではありません。
だからこそ、私たちはその感謝をパワーに変えて毎日を全力で生きていかなければいけません。それが、私たちを支えてくれている方々への1番の恩返しになると思います。
私自身、この大学4年間で本当に多くの方に支えられ、毎日当たり前のように生活できていることに気付くことができました。今後、そういった方々に少しずつでも恩返しができるよう、そして自分が支えることができる強い大人になれるよう精進します。
拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。アミノバイタルカップは敗退してしまいましたが、後期リーグ優勝、インカレ優勝に向けて部員全員で「邁新」してまいりますので、今後とも明治大学体育会サッカー部のご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。
次の部員ブログは大阪桐蔭高校出身の西矢健人です。ピッチでは、左足のキックでゴールを取り、ピッチ外では絶妙な一言でみんなの笑いをとる注目の選手です。そんな西矢の最後の部員ブログに期待してください!
内田将太(4年=近畿大学付属高校)
法学部法律学科。MF。