「全てを明治に~最後の感謝と決意~」4年 永田倖大
「全てを明治に~最後の感謝と決意~」
商学部商学科 4年 永田倖大(サガン鳥栖U-18)
こんばんは。今回部員ブログを担当させていただきます。
商学部商学科4年の永田倖大です。
まず初めに、日頃より明治大学体育会サッカー部をご支援してくださる皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
今回最後となる部員ブログ。
飾らず、ありのままの思いをこのブログにぶつけたいと思う。
明治大学体育会サッカー部は、プロの養成所ではなく、「人間形成の場」である。礼節を重んじ、思いやりと謙虚さを持ち、チームの為に汗をかく。サッカー、日常生活を通して仲間と切磋琢磨できるこの明治大学体育会サッカー部は唯一無二の組織である。私は明治大学体育会サッカー部という「特別な場所」に身を置けていること、この貴重な時間を共有できることに、本当に感謝しているし、心の底から幸せ者だと思う。
2021年、サガン鳥栖U-18から明治大学に進んだとき、「絶対にレギュラーを奪ってプロになる」という決意のもと入部した。しかし入部してすぐに、そこにはこれまでとは全く異なる「別次元の世界」が広がっていた。挨拶、立ち振る舞い、フィジカル、プレースピード。
サッカー、人間力。すべてが想像以上のレベルで、圧倒された。
これが大学か。これが明治か。
高鳴る気持ちを胸に入部し、絶対ここで夢を掴んでやるとギラギラしたあの感覚は今でも鮮明に覚えている。
試行錯誤を繰り返し、どんなに苦しいときも、全力で取り組む日々。結果を残せない悔しさ、自分の弱さ、不器用さが嫌いになる。
明治での日常を過ごす中で、サッカーだけでは通用しないことを知った。
根本的に考え方が違った。
「明治の為に」
自分のことで精一杯、自分の成長の為に。そうやって高校の時まで時間を費やしてきた。
なんで、上級生の言葉に、行動にあんなに重みがあり、心が震えるのか。
学年が上がり、年を重ね、日々考え、行動する中で、その意味が分った。
試合に出る選手、出ない選手、応援する選手、運営をする選手、マネージャー。
どんな立場でも全力で取り組む部員の心には「明治の為に」という思いがあった。
4年生の背中には、言葉を超えた力があった。
今、4年生として明治大学体育会サッカー部を背負っている。
4年生の姿勢や覚悟は、ただの技術や勝敗を超え、明治の「魂」として受け継がれる。ここには、他のどこでも手に入らないものが詰まっている。礼節を重んじ、思いやりと謙虚さを持ち、チームの為に戦う。
どんなにきつくても苦しくても逃げず前を向き続ける。それが明治大学体育会サッカー部だ。
俺はそんな明治がどうしようもないくらい大好きだ。だから明治の為に戦いたいし、他のどのチームにも負けたくない。明治がどの分野でもナンバー1でありたい。
この思いに対してやりきれていない自分に腹が立つ。
劇的に変える。明治の為に身を粉にして戦う。殻を破る。
逃げない。俺の思いを曲げない。
人としてまだまだ未熟であり、明治の一端を担えていない。
明治での日常は2ヶ月で終わりとなる。
取り戻すことのできない日常、終わってからじゃもう遅い。
だから、この場をお借りして、決意を述べる。
「残り2ヶ月の決意」
残り2ヶ月、明治が「明治であり続ける」ために、いかなる困難が立ちはだかろうとも前を向き、実直に最後までやり抜く。俺が持つ「明治魂」を未来へとつなげていく。それが俺の役割であり、使命だ。
この2ヶ月、明治への思い、感謝を最大限表現する。挑み続ける。卒部するその日、胸を張って「やりきった」と言えるように、笑って終われるように今を全力でやりきる。
絶対優勝しよう
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の4年生の部員ブログ担当は、林菜々香です。
明治を思い、マネージャーという立場からチームの為に試行錯誤し共に戦う頼れるマネージャー。そんな菜々香の部員ブログに是非ご期待ください。
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