「学生最後」4年 稲見哲行
「学生最後」
文学部文学科 4年 稲見哲行(矢板中央高校)
こんにちは。
今回部員ブログを担当させていただきます。
文学部4年の稲見哲行です。
まず初めに、新型コロナウイルスに対し、最前線でご尽力されている医療従事者の方々、影響を受けながらも社会の為に貢献して下さっている全ての方々に深く御礼申し上げます。
気づけばもう大学4年、自分の学生生活があと少しで終わろうとしている。
当たり前のように「学校」に通うことは無くなり、「先生」のいない生活がやって来る。
学校のない人生なんて楽しいんだろうか。
そのくらいどの学生時代も「今が一番楽しい」と思ってた。
入学して速攻窓ガラス割って、校長室に呼ばれた小学校悪ガキ時代。
クールぶって休み時間、意味わからん本読んでた中学校イキり時代。
ドリブラーから球際キャラに変わった高校時代。
そして今。朝6時から対人して、終わって8時半にはチャーハン作り始めてる大学時代。
誰も味わえない最高の青春を過ごしてきた。
そんな青春を通して、多くのことを学んできた。数え切れない多くの失敗をした。たくさん笑って、たくさん褒められた。
ほとんどがサッカーに染まった青春だがそれを謳歌してきた。
そんな自分の青春ももう終わり、次のステップに進もうとしている。
学生最後の年にすべきこと
それは「感謝」を表現すること。
学生生活を通して、多くのことを学びながら、楽しく生きてこれたのは、常に周りに家族や友達、チームメイトが居てくれたから。
魂を込めて多くのことを教えてくれた先生や監督、コーチがいたから。
自分が学校に行けるようにと働いてくれた親がいたから。
自分の知らない誰かが陰で汗をかいてくれたから。
その人たちに「学生らしく」恩返しが出来るのは今年が最後。
高校サッカーも大学サッカーも、甲子園だって、学生スポーツが人気なのは「学生らしさ」が人の心を動かすから。
それは忘れたくない。
プレーだけじゃない、態度や姿勢で今までお世話になった人に感謝を伝えたい。
そして今度は更に教える側、示す側として自分の学んだことを世の中に還元していかなければならない。未知な世界に飛び込み、年齢の違う人たちと競い、協力する。
より一層覚悟が必要だ。
でも大丈夫。やっていく自信はある。
これまで全力で過ごした日々が次のステップで必ず活きる。あの辛い時だって踏ん張ったんだから、今度も絶対踏ん張れると信じてる。
ラストイヤー。
明治の象徴として全てを出し切りたい。
4年間の寮生活、毎朝6時からの練習、試合に出れない時の全力応援などピッチ内外で「一流」を追求してきた。どこの大学よりもやってきた自信とプライドがある。
チームの為、個人の成長の為、時には他のものを犠牲にして4年間やってきたことを、日本一になって証明したい。
笑ってシーズンを終われるように。
全てをかけてタイトルを取りに行こう。
まとまりのない文章になってしまいましたが、最終学年での自分の覚悟を書かせていただきました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
又、日頃より明治大学体育会サッカー部に対しご支援、ご声援をして下さりありがとうございます。
日曜日は関東リーグ首位対決の法政戦があります。
勝ち点3を死ぬ気で取りに行きます。
応援の程宜しくお願い致します。
次の4年の部員ブログ担当は、最近一丁前にコーヒーにハマっている藤原悠汰です。
「今日は違う豆だよ」と言って自分にも作ってくれますが、自分は「コクあるなぁ」とか言って味の違いが分かったことはありません。
「じゃけぇ」という広島弁と共に繰り出されるパンチのあるシュートには注目です。
稲見哲行(4年=矢板中央高校)
文学部文学科。MF。
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