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「価値観」1年 八巻涼真

「価値観」
政治経済学部経済学科 1年 八巻涼真(浜松開誠館高校)

こんばんは。
今回、部員ブログを担当させていただきます。
政治経済学部経済学科1年の八巻涼真です。


まず初めに、日頃より明治大学体育会サッカー部へご支援いただいている全ての皆様に深く御礼申し上げます。


明治大学体育会サッカー部に入部して約9か月が経った今、私自身が感じていること、気づいたことをそのまま言葉にしたので、拙い文章ではありますが最後まで読んでいただけると幸いです。


「プロサッカー選手になりたい」
そう思い始めて12年が経とうとしている。

明治で過ごす4年間は自分の人生にとって最も重要な時間であり、自分の今後の人生を大きく左右することになるだろう。だからこそ、この4年間という限られた時間の中で、1秒たりとも無駄にすることはできない。

明治に入ってから自分のサッカーに対する価値観が変化していくとともに、自分のサッカーに対する価値観の中に間違いがあったことに気づかされた。

「早くトップチームに絡みたい」
「トップチームの試合に出たい」

関東リーグの試合を見るたびに、トップチームで活躍する選手を見るたびに、その想いは強くなっている。その想いを口にしたり、思ったりすることは簡単である。私自身も日々そう思い続けてはいる。
しかしまだ未熟な私は、その意思を行動に結びつけられないことも多い。

私は高校時代、サッカーと向き合う中で、毎日小さな目標を決め練習に臨んでいた。
「今日は誰よりも走る」
「今日は誰よりも声を出して鼓舞する」
小さなことを徹底し、日々少しでも自分の夢に近づけるよう努力を継続していた。

しかし今の私は、自分の中で何か変化を起こそうとしてもそれを継続できないことが多く、トップチームで練習することができたりできなかったりといった状況が続いており、自分の夢に近づくどころか遠ざかってしまっているように感じる。

ただ淡々とボールに触ればいいと思っていた。
いつかはトップへ上がれると生半可な気持ちが自分の中のどこかであった。
勘違いしていた。自分自身に対する甘さがあった。

「サッカーはチームスポーツ」

自分ひとりの、ちょっとした甘さであったり周りとのギャップが生じてしまえば、チームとして高いレベルでのサッカーはできない。

明治の一員である以上、明治基準でサッカーをしているからこそ、練習や試合を積み重ねていく中で、チームの一員として何ができるのか、自分の役割は何なのか、追求していく必要がある。
しかし、単に追求するだけでは意味がない。追求していく中で、1度上手くいったから次も上手くいくという保証は1ミリもない。
それを習慣化するまでやり続け、成功体験を積み重ね、プレーの幅を広げていく。それこそが継続である。

これは、日常生活においても同じことが言える。
集団生活をする中で、誰かが自分の役割を全うしなければ、チームに負担がかかる。チームが乱れていく。
この明治大学体育会サッカー部から欠けてもいい存在など、誰ひとりとしていない。


今まで自分がやってきたサッカー、サッカーに対する価値観は、明治では通用しない。
チャレンジを繰り返し、失敗し欠点が見つかる。自分の欠点が分かっているからこそ、やるべきことを明確にすることができる。
勝ち上がっていくためには、自分にとってもチームにとってもプラスになるサイクルを、1分1秒も無駄にせず継続していく必要がある。

明治で過ごす残された時間をどう過ごしていくか。
どのようにライバルとの差を縮め、試合に出るのか。
このブログを書きながら改めて考えさせられた。
これからも感謝の気持ちを忘れず、全力で取り組んでいきたい。

拙い文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございます。

最後になりますが、今後とも明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願いします。


次回の1年生の部員ブログ担当者は、徳島市立高校出身の山座拓達です。
夏には徳島に帰省し、高校時代の友達と阿波踊りを楽しんでいましたが、サッカーになると華麗な足捌きで相手を翻弄します。
そんな彼のブログにご期待ください。

八巻涼真(1年=浜松開誠館高校)
政治経済学部経済学科。DF。

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