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「本気でその先へ」2年 藤森颯太

「本気でその先へ」
政治経済学部政治学科 2年 藤森颯太 (青森山田高校)

こんにちは。

今回部員ブログを担当させていただきます。

政治経済学部2年の藤森颯太です。



約1年前。

新しい環境に身を置き、新しい仲間と新しいスタート。

その出来事は突然訪れた。

「活動停止」

新型コロナウイルス感染症のクラスターによって私達は活動停止を余儀なくされた。

その当時を振り返ると最悪の出来事であった事は間違いない。

今も尚、私達に襲いかかる新型コロナウイルス感染症ではあるが1年経った今、

生活は大きく変化し、私達の日常に戻りつつあるのも事実だ。

公式戦では声出し応援が可能に。

生活面ではマスク着用が義務化されていたが、

マスクの着用は個人の判断が基本となる事を厚生労働省が発表した。

新型コロナウイルス感染症が終息されつつある今、

最前線で対処されている医療従事者の方々には感謝してもしきれません。

心より深く感謝申し上げます。



さて、4月に入り関東大学サッカーリーグ戦も開幕し、本格的に暖かさも増し満開の桜が咲いていたのも束の間、桜も枯れ始めもうすぐ5月になろうとしています。


もう私自身2回目のブログになりました。


長く拙い文章ではありますが、是非目を通していただけると幸いです。



「紫明」
〜紫紺の伝統と共に、明治の明日を創り上げる。〜


これは今年チームとして掲げたスローガンだ。

100年という素晴らしく偉大な歴史に新しい風を吹かせ、新たな100年の歴史を私達が創り上げて行かなければならない。

その責任と自覚はあるか。準備は出来ているか。

また新合宿所が建設されたことにより、今までの生活から大きく変化している。

環境が今までとは比較出来ないほど良くなった。

だからと言って急に人間性が良くなるという事は起きない。

比例する事はない。

だからより一層気配り、目配り、心配りが出来ないといけないわけだ。

これから新たな100年を創り上げていく。

その明治の一員としての覚悟はあるか。





明治とは一体なんなんだ。

そう思う人もこの中にはいるだろう。





”明治が明治である為に変えてはいけないもの”



明治大学体育会サッカー部はプロの養成所ではなく人間形成の場である



全員が立場に関係なく、主体性を持って日々全力で取り組む



ピッチだけでなく運営、応援を含め大学サッカーの見本となる存在を目指す



関東1部リーグに居続ける



これらは何がなんでも譲れない、明治として変えてはいけないものだ。

明治とは、唯一無二の存在、絶対的な存在でなければならない。

私はそう思う。

いや、私だけではないはずだ。



明治大学体育会サッカー部に入部した人は

”プロサッカー選手になりたい”

という夢を抱いている人が大半だと思う。

しかしここはサッカーだけやっていればいいわけではない。

プロの養成所ではない。

1人の人間として社会に通用する為の訓練、鍛錬の場。

それが紛れもなく、

人間形成の場である。



毎朝6時、8時からの朝練習。

まだ寝ている人がほとんどだろう。

そんな中、私達は熾烈な競争を繰り広げている。

早朝だからと言って手を抜く選手がいるわけもない。

毎日、ギラギラ、バチバチの自分自身に負けられない勝負だ。

昨日の自分を超えていく。

日々の積み重ね。

試合に出てる、出ていない関係ない。

立場など関係ない。

一瞬にして入れ替わることがあるのが明治だ。

チャンスは常に転がっている。

掴むかどうかは自分次第。

自ら、深く、広く、捉え、考え、行動に移す。

それが

主体性を持ち、日々全力で取り組むことだ。



しかし、サッカーという世界はそう甘くはない。

メンバー入りは20人。試合のスタメンで出場出来る選手はわずか11人だ。

運営、補助学、応援に回る選手も出てくる。

明治の選手は置かれた立場や状況で全力を尽くす。

私が一番印象に残っているのは応援だ。

明治の勝利の為に声が枯れようと全力で仲間を応援、後押しする。

その姿はとても恥ずかしいものではないし、誇らしく思う。

明治はピッチだけではない。

運営、応援ともに大学サッカーの見本となる存在を目指す。



なんと言っても、サッカーは勝つから楽しい。

それぞれの立場で全力を尽くした仲間と分かち合う勝利の喜びは他のものには変え難い。

それが醍醐味だ。

そして、見ている人に元気や勇気、活力を与える。

サッカーは素晴らしい。

だからこそ勝とう。

勝ち続けよう。

チームのために、仲間のために。

関東1部リーグに居続けよう。



明治とはどういった集団か理解していただけただろうか。

少しでも理解して応援したいと思ってくれたならとても嬉しいです。





ここからは私自身が今感じていることを素直に書いてみようと思います。

もう少しだけお付き合いしていただけると幸いです。



昨年開催されたサッカーW杯カタール大会で日本中が熱狂したのも記憶に新しい。

その中でも話題になったのが

大学出身選手が9人も選出されたことだ。

でも、大学サッカーの注目度はそれほどない。

むしろ高校サッカーの方が注目視され、人気があるのが現実。

その現状を覆していきたい。

日本サッカー界のレベルが上がってる背景には間違いなく大学サッカーの存在がある。

だからこそ


大学サッカーの価値


を示していきたいと強く思う。


私は19歳だ。

それがなんだ。

ピッチ上では年齢など一切関係ない。

世界では18歳、19歳は当たり前かのように試合に出場し活躍している。

そう考えると、少しどころかめちゃくちゃ遅れをとっている。

今の現状に満足しているようでは上にはいけない。

常に世界に目を向け、


世界基準


でやっていく必要がある。

なりたいものはなんなのか。

夢は、目標は何か。

それを逆算して生活しているか。

1日24時間をどうコーディネートしているか。

今一度自分に問いただしてみた。

まだまだやれることはたくさんある。

それをやるかやらないかも自分次第。

自分の夢や目標に本気になれているか。


本気になる。


一見簡単そうに見えて意外と難しい。

今年は何事にも本気になって挑戦したい。

本気でやって失敗するのは恥ずかしいことではない。

失敗したら修正し再挑戦する。

その繰り返しだ。

まだ確実に掴めていないが

掴めそうなものがある。

形になりそうなものがある。

そのまだ見えていない”何か”を掴みたい。

可能性がある限り本気で挑戦し続けたい。


身に纏っていた鎧を取っ払って。


裸になって。

全てを吸収していきたい。

私はそう思う。



その先にある”何か”を信じて。





文章の最後になってしまいましたが、

日頃より明治大学体育会サッカー部への

多大なるご支援、ご声援をいただいております全ての皆様、

また新合宿所完成に伴い並々ならぬご尽力いただきました関係者の皆様に

心より深く御礼申し上げます。

皆様方に素晴らしい報告が出来るよう、チーム目標の5冠に向けて、

学生らしく、明大生らしく日々全力で精進して参ります。



長く拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。



次回の2年生の部員ブログはジュビロ磐田U-18出身の小林亮太です。
いつもぼけーっとしていてマイペースな彼ですが、賢くてやる時はやります。
賢い彼なりの素晴らしいブログを是非ご覧下さい。

藤森颯太(2年=青森山田高校)
政治経済学部政治学科。MF。

【過去のブログ】


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