「自問自答」2年 池田頼人
「自問自答」
文学部史学地理学科アジア史専攻 2年 池田頼人(啓明学園高校)
こんにちは。
今回部員ブログを担当させていただきます、文学部史学地理学科アジア史専攻 2年 学生審判の池田頼人です。
まず初めに日頃よりご支援いただいておりますスポンサーの皆様、明大サッカーマネジメント皆様、関東大学サッカーリーグ戦をはじめとする各種大会の開催にご尽力されております関東大学サッカー連盟、日頃より応援して下さるサポーターの皆様に感謝申し上げます。
「自問自答」
自問自答。それは自分で問いを出して自分で答えること。みずから問題を提起し解決することである。他人から質問されたことに対して答えることは出来ても、自問自答はなかなか出来ないと思う。現に自分はあまり自問自答が出来ていない。
自問自答するということはしっかりと自分の中で自分自身を振り返らなければできない。それに加えて自分で問いを生み出す力もなければならない。自分で問いを生みだす力を出すにはそれなりに意識をもってやらなければならないと思う。今振り返ると自分が高校生のときまでは誰かに指示されたからやるだとか、周りがやっているからなど、どうしても自分から行動するのではなく、他者から促されて行動や思考していた。これから先、生きていくには他人にばかり頼って行動するのではなく、自分で考え、自分に問い続けていく必要があると思う。
自問自答をすることは自分が普段勉強している学問にも通じると感じる。自分は歴史学を学んでおり、特に東南アジアの文化史について今後は研究していきたいと考えている。私の人生を取り巻いているサッカー、歴史学のいずれにおいても問いを立てることは大事だ。問いを立てることで自分が何をしたいのか、何に関心があるのかなどを鮮明なものにすることができる。歴史学は自分が立てたいと思う問いがうまく言語化できなかっただとか、それが正しいのかどうかと悩んだときは先行研究といって自分の研究よりも先に行われた研究を参考にすることができる。先行研究から問いを深める、新たな視点で問いを立てることができる。しかし、自分の本質に問うとき、先行研究はない。自問自答をしていくにはまず、自分というものの基礎をしっかりと作り上げなければならない。
半年後、自分はもう上級生になっている。先輩方に甘えてばかりでいては何も成長することはできないし、後輩たちにとっても何も良い影響をもたらすことができない。そのためには残された半年という短い時間で今までの自分から大きく変わらなければならない。サッカーはもちろんのこと、学業や私生活にも常に全力でいなければならない。自分の中にある基礎を変えれば必然と自問自答のレベルや問いの生み出し方が変わると思う。自問自答し、答えを生み出してそれを実行することを繰り返していく。自分は自問自答を通して変わりたい。変わらなければならない。誰のため?チームのため。自分のため。明治に関わる全ての人のため。どんなに苦労しても自分は誰かに刺激を与えられるような人間になる。今までの自分とは違うということを証明する。もがき続ける。ここで宣言した以上、必ず変わる。
今後とも明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願いいたします。
拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。次回の部員ブログは田部健斗です。試合中に魅せるキレキレのドリブルのように読み応えのある文章にぜひご期待ください。
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