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バングラデシュでの悲しい出来事

こんばんは。

今日はバングラデシュで垣間見た、悲しい出来事をシェアしたいと思います。

バングラデシュ滞在2日目、Bashundharaショッピングモールからニューマーケットへリキシャで行くことになりました。

リキシャとはバングラデシュで主流の移動手段の内の1つで、自転車の後ろに通常2人(何回も3-5人乗っているリキシャを見かけましたが😅)乗れる乗り物です。

リキシャに乗る際は、目的地を伝え、自分で運転手と値段交渉をします。(3kmで大体120-150円程度です)

リキシャの運転手はバングラデシュ内でも学はあまりなく、貧困層が行っている仕事なので、生活は困窮しているそうです。

またバングラデシュ、特に首都のダッカ内は常に渋滞で3kmと言っても、リキシャで30-40分かかりました。

ショッピングモールからニューマーケットへ行く際に、日本語学校のスタッフがリキシャの運転手と目的地と値段交渉をしていたのですが、

突然後ろから警察官2人組がやってきて、リキシャのタイヤの空気キャップを抜いて歩き去って行ったのです。

いきなり空気が抜け出したリキシャの運転手は、慌てふためき周りを必死に見渡していましたが、すでに警察官はその場から立ち去っており。

私は一部始終を目の当たりにしたので、相手は英語が分かりませんが伝えようとしました。

一緒にいたスタッフに伝えるように頼みましたが

「この手のイタズラはバングラデシュではよくあること。
どうしようもできない。」

の一言で終わってしましました。

リキシャの運転手はタイヤを治すために、生活費を修理代に当てるのかと思うと、悲しくて見ていられませんでした。

こともあろう警察官が、イタズラで貧困層をいじめるなんて。

まだまだ権力・お金がモノを言う世界なんだなあと改めて思い知らされました。

国全体の考え方が少しずつ変わらない限り、こう言った光景を変えることは私にはできませんが、最初の一歩として修理代とご飯代だけ運転手に渡しました。

1人でも多くの国民・外国人が1人の1日を救う世界になればいいですね。

次回は魚で有名なmawaという地域について書こうと思います。

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