さくさく質問する力
こんにちは!インターンの小倉芽衣です。
長期インターンとしてSIVAでお世話になり始めてから、あっという間に3ヶ月が過ぎました。この3ヶ月で身についた力のひとつが、さくさく質問する力です。まるでアメリカで多発するご近所話のような気軽さで、しかしSIVAの先輩のような高い質問力を備えて、さくさくと疑問点を尋ねることができるようになってきたと感じています。
今日はこのさくさく質問する力について、少しお話させてください。
知りたがり屋のアメリカのご近所さん
テキサス交換留学時代に経験したカルチャーショックのひとつが、ご近所さんが知りたがり屋であるということです。わずか3秒前に生まれて初めてアイコンタクトを交わした人に、急に質問攻めに会うことがしょっちゅうありました。
例えばアメリカ国内での飛行機移動の際に、隣に座った人に話しかけられることは決して珍しいことではなく、夏休みのテキサス再訪旅での一コマも例外ではありませんでした。
ロサンゼルス国際空港からテキサスに向かう機内にて、
職務質問にも引けを取らないようなボリュームのある会話が続き、私の移動時間お昼寝計画はあっという間に崩れていったのでした。知りたがり屋のお隣さん。地球の裏側で、質問するというアクションがとっても気軽に展開されていたのがよくわかります。
思い返すと、留学先の大学の授業でも、ちょっとした疑問があれば迷うことなく挙手をして教授に質問する現地学生の姿に圧倒されました。日本では授業後に人目を盗んで質問しがちのシャイめな学生が多い気がするので、なかなか大きめなカルチャーショックでした。
知りたがり屋のSIVAメンバーは「おまけ」を付ける
SIVAの先輩方も、知りたがり屋です。業務の中でわからないことがあればすぐに聞くフットワークの軽さが持ち味です。シャイめな日本の大学生とは異なり、知りたがり屋のアメリカ人を思い出させるような質問の姿勢。その質問の方法がかっこいいのです。
まったくの門外漢でWeb広告業界にインターンとして飛び込んだ私の脳内は、常にはてなマークでぎっしりと埋められています。そのため、私自身もこの過去3ヶ月間は必然的に超質問モードに切り替わっています。
さて、ここで問題になるのが、実際に社内でどのように質問するのかです。この手法自体もこの3ヶ月試行錯誤してきました。お手本は他でもなく、SIVAの先輩方です。
「〇〇がわかりません」だけで終わらせず、必ず補足情報としての「おまけ」がつきます。質問背景、自分で検証してわかったこと、予想などの「おまけ」。SIVAの先輩方は、たっぷりと「おまけ」をつけて質問をしているのです。
このようにして形成される思考過程が整理されたロジックに基づく質問は、とってもクオリティが高く、現実を最短距離で正確に把握することを可能にしていると思います。「おまけ」が質問の存在意義をぐんと引き上げてくれるように感じます。
余談ですが、普段の家族との会話は、ほとんど「こそあど言葉」で構成された、暗号のような文章で成り立っておりまして、SIVAメンバーがもつ質問力の足元にも及びません・・・。
例えば、
このように帰宅後にSIVAメンバーと家族の質問力のギャップを感じ、質問力の大切さを痛感する日々なのです。
Realistへの道
前回のブログでもご紹介した、SIVAのカルチャーを体現するための行動指針、5つのB。
SIVAの先輩方がもつ高い質問力は、Be a Realist (認識のズレを無くす/現実を正確に把握する)に直結するスキルといえます。
Be a Realist の説明文を読むと、「おまけ」を添えて質問できる知りたがり屋さんが、Realistへの道を歩む様子がはっきりと見えてきます。5月末にSIVAにジョインしてから、私もこの道を歩み始めました。
気がつけば、インターンとして勤務するときだけでなく、プライベートでもさくさくと質問するようになってきました。例えば大学院準備に関して教授へメールを送信したり、趣味の陶芸の時間で先輩メンバーにコツをさくっと聞いたりと。もちろん、「おまけ」を付けるように心がけています。アメリカのご近所さんにも負けない、フットワークの軽さがここ日本で身についてきました。
さくさく質問することの大切さ、そしてこれをトップクオリティで実践するための秘密。インターンで得ているたくさんの学びのひとつです。
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