なぜSIVAでの「おしゃべり」はハイレベルなのか
こんにちは!インターンの小倉芽衣です。
前回のブログ記事を読んだ明石さん(所属先BizopsチームのDirectorさん)から、「週次ブログにしましょう!」と、背中を押していただき、今週もうきうきとキーボードを叩いています。
今週のお話は、このご時世に絶滅危惧ぎみの「おしゃべり」の機会についてです。もっとも、勝手に私の脳内で絶滅危惧リストに追加しているところも否めませんが…
SIVAに仲間入りをして感動したことのひとつが、社内に「おしゃべり」の機会が存在することです。
偉そうで一方的な演説でもなければ、がちがちにカタい会議でもなく、もっともっとフランクな「おしゃべり」。これがきちんと存在する環境は、意外と簡単には巡り会えないと考えています。
「おしゃべり」絶滅危惧説
ひょんなことから留学先となったテキサスでは、「友だちでない人」から喋りかけられる機会がわんさかありました。友だちでない人とざっくりご説明しましたが、詳しくは信号待ちで隣にいたお姉さんから、市バスで斜向かいに座っていたおじさんまで、通りすがりの市民のみなさまです。
多くの場合、驚くほどのハイテンションで、「わー!!あなたのワンピース可愛い!」などと服装をベタ褒めしてくれました。自己肯定感がぐいっと急上昇する瞬間でした(が、日本で同じ服を着ていてもお褒めに預かった経験はないので、ファッションセンスが飛び抜けているわけではないようです…)。
日本では、通勤・通学する際に、このテンションで話しかけてくれる乗客に巡り合った経験は、今のところありません。かつては世間話が生まれていた町の銭湯や八百屋さんも、今となっては希少です。
このように考えると、そのへんにいる人とさくっとおしゃべりする機会は、日本ではなかなか数少ないのではないでしょうか。
このようなことを考えながら、「おしゃべり」絶滅危惧説をひとり脳内でぼんやりと唱えています。
SIVAで見つけたハイレベルな「おしゃべり」
そんな絶滅危惧ぎみの「おしゃべり」ですが、なんとSIVAにはきちんと存在しています!しかも、そのクオリティはかなり高いのです!
もちろん、四六時中ぺちゃくちゃと喋りまくっているわけでは、決してございません。忙しい日々の中でも、何気のないコミュニケーションが気持ちよく生まれる空間が、SIVAのオフィスだと思います。
例えば、SIVAの自慢のフリースペース。指定席のないこの空間は、おしゃべりが生まれる場所のひとつです。ランチを囲みながらの会話はもちろん、タスクの合間にさくっとおしゃべりが展開されることがよくあります。
特に注目できるのが、その「おしゃべり」がハイレベルであるということです。もはや「対話」として昇華して説明できるほど、相手に寄り添ったあったかい「おしゃべり」です。なぜこれほどまで、SIVAの人は心をほかほかにできるのか。その秘密は、SIVAが大切にしている価値観にあると分析できます。
SIVAでの「おしゃべり」がハイレベルな秘密とは
SIVAには、カルチャーを体現するために「5つのB」という名の行動指針があります。5月にアップデートされた「5つのB」、それはずばり以下の5つです。
どれも非常に大切な行動指針ですが、今回のハイレベルな「おしゃべり」の分析には「Be a Right Human(仁義/人間としての正しさ)」に注目したいと思います。説明文のうち、とりわけぴかりと光る一文が。
これです!相手との協調!
例えば先日、フリースペースでタスクを進めていたとき。通りすがった原さんが「あれ、今日かまじい(私の水筒のことです)はいないの?」と声をかけてくれました。水筒に名付けてしまう私の奇行を受け入れるだけでなく、さらにその名前をしっかりと覚えてくれていたところに、あたたかさを感じます。
このように、周波数を相手に合わせていることが、SIVAでみられるハイレベルなおしゃべりの秘密ではないかと考えられます。相手との協調を大切にすることで、お互いの存在が尊重され、あったかい「おしゃべり」が自然と発生すると感じています。テキサスで服装をベタ褒めされたあの熱々の勢いもなつかしいですが、SIVAで生まれる適温のあったかい「おしゃべり」も素敵です。
なかなか巡り会えない「おしゃべり」の機会がたしかに存在するSIVA。そして、その質がハイレベルな理由。今回は入社2ヶ月のインターンの視点から、これを分析してみました。「5つのB」が、SIVAのことをもっともっと深く知る鍵になりそうです。