氏名を分ける最も簡単な方法 フラッシュフィル Ctrl+E ※全文無料
このように氏名を姓と名に分けたいとしたとき,どのような方法を使うでしょうか。
Find 関数で「全角スペース」を探し,Left 関数や Len 関数,Right 関数を駆使して姓と名に分ける。
もちろんこの方法でも分けることができますが,少し面倒です。
今回は一瞬で姓と名に分けてしまう方法を紹介します。
まず,一人目を手打ちします。
B3 のセルを選択して,Ctrl + E を押します。
すると,姓の列が自動的に埋まります。
C3 のセルを選択し,Ctrl + E を押すと完成です。
手順は以上です。とても簡単で一瞬で作業が終わりました。
一体何が起きたのでしょうか。
この Ctrl + E はフラッシュフィルという機能ショートカットです。
フラッシュフィルは周りのセルを読み取って自動的にルールを探し出し,その規則に従ってセルを入力するというものです。
今回ですと,A2 の「青山 喬也」と B2 の「青山」を見て,「スペースの前を入力するべきなんだ」と EXCEL が勝手に判断をし「秋田」「石倉」……と自動的にセルを埋めていったのです。
フラッシュフィルは他にもこのようなことができます。
この状態で Ctrl + E を押すと……
都道府県と市を分けてくれました!
めちゃくちゃ賢いですね!
いつもいつでも思い通りの挙動をするというわけではないのですが,関数を考える前に一度トライしてみると,うまく行けば圧倒的な時短になることでしょう。
※ 本文は以上です。「記事を購入」での応援を歓迎します。
ここから先は
0字
¥ 200
最後までお読みいただきありがとうございます。「スキ」をしていただけるととても励みになります。