FM3 学籍・年度別組番号

いよいよ校務支援システムを作っていきます。

FileMakerの作成方法には大きく分けて2種類あります。
ファイルを分けずにテーブルからレイアウトまでひとつのファイルで作ってしまうやり方とデータ用ファイル・マスター用ファイル・レイアウト用ファイルと分けるやり方です。
今回はアカウントの管理が簡単なファイルを分けずに作成する方法をとります。

1.FileMakerで新しいソリューションを作成

FileMakerをインストールしたら、起動し、作成ボタンをクリックします。
「新規」をクリックし、ファイル名を「校務支援システム」とします。

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最初から「校務支援システム」というテーブルとレイアウトができています。
トップページ用に使いますので、このままおいておきます。

2.テーブルを作成

Ctrl+Shift+Dで「データベースの管理」を開きます。
「テーブル」をクリックし、「基本_学籍」と「基本_年度別組番号」というテーブルを作成します。

テーブルの命名規則として、「分類名_テーブル名」とします。
このように名前をつけておくと、テーブルが増えてきても目的のテーブルを見失いません。

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3.フィールドを作成

校務支援システム」テーブルのフィールドはとりあえず何もいりませんのですべて削除します。必要に応じて作っていきます。

基本_学籍」テーブルには、要録で必要な事項のフィールドを作ります。
学籍番号(学番)・氏名・ふりがな・性別……などです。

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年度別組番号」テーブルには、学番・年度・学年・組・番号・文理のフィールドを作ります。
また、このテーブルがレイアウトの基本になってきますので、検索を行うためのグローバルフィールドも作っておきます。
グローバルフィールドとは、ひとつひとつのレコードを超えて値を入力することができるフィールドです。
イメージ的には、ひとつひとつのレコードが1枚のカードフィールドがカードに書き込める項目です。グローバルフィールドはカードを入れている箱の横についているメモのようなものと思ってください。
グローバルフィールドのフィールド名には頭に「g」とつけます。g年度・g学年・g組・g番号などです。これも必要に応じて増やしていきます。

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4.レイアウトを作る

テーブルごとにひとつレイアウトを作るようにします。
テーブルの中を見たり、データを取り出したり、インポートしたりするためには少なくともひとつのレイアウトが必要です。
悩まないために規則として必ずひとつのレイアウトを作るようにします。
規則的に作るレイアウトの名前は単独_テーブル名」とします。
レイアウトの種類としてはリスト形式を選択します。
また、レイアウトを作るためには必ずテーブルオカレンスが必要です。これも「単独_テーブル名」という名前で作っておきます。

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5.(ダミー)データ作成・インポート

適当なデータを作成します。
学籍番号は入学年度(2桁)通し番号(4桁)の6桁とします。

学籍と年度別組番号をインポートします。
先程作成したレイアウトを開き、上段メニュー右にある「ファイル」>「レコードのインポート」>「ファイル」を選択します。

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項目名を合わしてインポートします。

これでひとまずの準備が完成です。
次回は授業の登録を行っていきます。

<FM2 FileMakerの基本

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mei
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