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タンザニア・サファリツアーの話(2025.1)

2025年1月、タンザニアでサファリツアーに参加しました。その時の記録です。


起点の町はArusha(アルーシャ)

サファリツアーに参加するならまずはアルーシャにいきましょう。他の都市からでも手配できますが、結局アルーシャに連れていかれます。アルーシャにはたくさんツアー会社があるので手配できないということはないです。アルーシャは比較的大きな町で、町中をランクルが大量に走っています。皆サファリツアーの起点の街としか思っていないようで、観光している人はほぼいませんでした。

黄色は高級ツアーAllteza(4人乗り)、普通は奥のベージュのランクル(6人乗り)です。

ツアーの場所は?

アルーシャ発のツアーの行先は主に以下のようです

  • セレンゲティ国立公園:ライオンキングのモデルとなった場所

  • ンゴロンゴロ保全区:マサイ族が住んでいます。ここは保全区であり国立公園ではないので住んでも良いようです

  • タランギレ国立公園:アルーシャから近い

  • マニャラ湖:タランギレの向かいの国立公園

ツアーの費用は?

キリマンジャロ登山に続き、またMatataに依頼しました。2泊3日でタランギレ、ンゴロンゴロ、マニャラ湖で190ドル×3日。プライベートツアーではなく、どこかのツアーにジョインされる形です。ツアーには前後の宿泊費、空港への送迎、ツアー中の宿泊費、食事代が含まれます。恐らく相場より安く、キリマンジャロ登山に続きたくさん問題が発生しましたがしつこいので割愛します。
本当はセレンゲティに行きたかったのですが、遠いので100ドルほど費用が高くなるとのことで断念しました。正直、高いお金出してでもセレンゲティに行くべきでした。なぜならタランギレとマニャラ湖はほぼ同じだったからです(何せ真向いの立地)マニャラ湖でご一緒したUSマダムもセレンゲティが一番良かった、ハンティングを見れたと言っていました。基本草食動物メインで肉食動物はほぼ見られませんでしたので、やっぱりセレンゲティに行っておいた方が良かったと思います。

ガイドへのチップについて

事前の情報が少なかったのですが、ガイドには1日につき10ドル程度のチップ(参加者で割らずに、一人当たりで支払い)を払う必要があります。無視しようとしても必ず請求されますので、気持ちよく支払いましょう。

ジョイン型のツアーとは?

毎日ご一緒する人が変わりました。私は初日はイギリス人の父娘、2日目は父娘+ノルウェー人3人組、3日目はUSマダム+USおじいと黒人の娘さんカップル。てっきりマダムとおじいがカップルだと思っていたのですが(だって最初にランクルで隣通しに座っていたんだもの)、違ったようです。

タランギレ国立公園:おすすめ度★★★

入口に無造作に骨が展示してあります。

触ってOK。象にバッファローにインパラかな?流石に象牙はありません。

11時時半ころからゲートにインしてツアースタート。大体4~5時間のツアーです。ランクルの上がパカっと開き、立ち上がって鑑賞できます。運転中は座れなんてケチなことは言われません。そもそもランクルにはシートベルトが付いていません。ちなみに運転中に立ち続けるためにはそれなりに体幹が必要です。まさかサファリで筋トレすることになるとは。。。

タランギレの目玉は象の群れ。50頭ほどに囲まれました。

象がいっぱい。近すぎてちょっと怖い。子どももいる。
ライオンもこんなに近くで。デカ猫。

夕方にツアーは終わり、マサイのショップに立ち寄ってから宿に行きます。今回の宿泊地は

普通のコテージ(シャワー付き)もありますが、当然Matata手配なので格安テント泊。テントの中にベッドを入れているという謎仕様でした。グランピングかな。シャワーは外にあるので浴びにくいです。キリマンジャロ登山で慣れてしまったので、2泊の内1回しかシャワーは浴びませんでした。お湯出ないしね。

ンゴロンゴロ保全区:おすすめ度★★★★★

もし1日しかサファリの時間が取れないなら、ここに行くべきです。イメージするサバンナそのものでした。どうぶつ奇想天外(世代がバレる)の世界です。ここはクレーターになっていて、底に水が溜まっているため動物が過ごしやすく、たくさんの種類を見ることができるんだそうです。アフリカビック5(象・ライオン・バッファロー・サイ・ヒョウ)を全て見ることができます。私はヒョウ以外ここで見ることができました。

クレーターの底に水が溜まり、サバンナを形成。これから下に降りていきます。

下に行くとそこは動物の宝庫でした!トムソンガゼル、シマウマ、バッファローには見飽きたよ…(なんて贅沢)

手前にシマウマ、奥はバッファローかな?

ランチはカバを見ながらいただきます。

夜行性のカバたち、眠そう。

ンゴロンゴロは本当におすすめ。とても良かったです。他にも雄ライオン、サイ、サーバルキャット、ハイエナ、フラミンゴなどテレビか動物園でしか見たことない動物たちに会えます。また行きたい。

マニャラ湖:おすすめ度★★

ここはほぼタランギレと変わりません。湖なので水鳥(フラミンゴ等)が有名らしいのですが、案内されませんでした。ひたすら象か猿。ちょっと飽きちゃった。あと園内の木登りライオンが有名と聞いていましたが、それも案内されず(いなかっただけなのか?)
唯一良かったのはここでヒョウを見られたこと。でもこれはだいぶラッキーだったようです。遠くてほぼシルエットしか見えていませんが良かったです。あとキリンもたくさん見ました。タランギレでもたくさん見ました。

よく見ると木の上にヒョウがいます。
キリンがいっぱい。

3日目にはガイドが変わったのと、ツアー客の年齢が上がったためかガンガン探しに行くスタイルからのんびりツアーに変わりました。年配の方にはおすすめできる場所かもしれません。ンゴロンゴロでは結構スピード出して運転してたので、うちの両親(70歳代)にはとてもとても体験させられないと思いましたから。ここなら大丈夫そうです。

おまけ:チェムカホットスプリング

最終日、空港に行く前にこのチェムカホットスプリングに行ってきました。温泉というか綺麗な泉です。温水プール位の水温です。写真撮っていないのですが、のんびりできていいところでしたよ。エントリーフィーは10,000シリングでした。滞在時間は2時間も要りません。私はツアーに含めてドライバー雇ったので結構いい値段払いましたけど、Moshiの街からタクシー、もしくは乗合バンとトゥクトゥクでいけるみたいです。Moshiでやることなくなったらぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
泉にぷかぷか浮いているだけでかなり癒されますよ。ちなみに結構深くて足は付きません。チューブ(浮き輪)レンタル可能です。泳ぎに自信のない方はぜひレンタルしてください。5,000シリングでした。一応更衣室らしきものはありますが、掘っ建て小屋みたいな感じです。ロッカーなどはないので、貴重品は持ってこない方が無難です。

以上、私の経験したタンザニアサファリの話でした!

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