【メイブリックマム】2023.3.4 ホールワンマン~そして春が来た~
2023年3月4日、土曜日。
石川県の天気はうす曇り。
晴天ではないが
もう雪の心配をする必要はない。
いよいよ待ちに待った
メイブリックマムの
ホールワンマンライブが行われる。
入手したチケットは3人分。
子供たちと行くつもりだったが
こともあろうか娘が突然の発熱!!
一瞬キャンセルが頭をよぎったが
つきっきりで面倒を見る年頃でもないし
熱以外の症状はないとのことだったので
娘をちょっと気にしつつも
息子と二人で見に行くことに。
開場は夕方だったが
全席自由、早い者勝ち。
せっかくだもの
そりゃあやっぱ近くで
メイブを感じたいよね~
そんなわけで早めに家を出て
息子とラーメンで腹ごしらえしてから
いざ会場のある松任へ!
時間に若干の余裕を持たせて会場に到着。
既に行列はできていたものの
執念で前から3列目をゲット!!
ステージが近いよぉぉぉぉぉ(涙目)
来場者があとからどんどん入ってきて
またたく間に席が埋め尽くされる。
1000人規模のチケットは
ソールドアウトしたと聞いた。
日本一高校生バンドの底力はさすが。
物販ブースには
CD、ラバーバンド、ステッカー、タオル。
魅力的なグッズがずらりと並んでいたが
さんざん迷った末、CDとステッカーを購入。
(この選択がのちに私を悩ますこととなる…笑)
4人の手書きメッセージのついた
リーフレットが
各座席に置かれてあり
それを見ながらワクワクして開演を待つ。
開演までのBGMは
高揚感を徐々に上げてくれる。
と、そこでなんと!
あの「マツケンサンバ」が流れはじめた。
~叩けボンゴ 響けサンバ
踊れ南のカルナバル
誰も彼も 浮かれ騒ぎ
光る汗がはじけとぶ~
おおお、テンションが上がるねえ。
一世風靡したきらびやかな1曲を
ついつい、
ノリにまかせて歌ってしまったぜ。
と、そこで会場が暗転し
舞台袖からドラムのオンくんが
飛び出してきた。
歓声が上がりオンくんが
「よろしくお願いします」と頭を下げると
ドラムを前に腰かけソロ演奏を始める。
ソロでも十分聴かせてくれる
本格的なドラム演奏。
オンくんがひとしきり盛り上げると
クールにリードギター武瑠くんが登場。
鮮やかなギターで
ロック色全開に染めると
白いオリジナルタオルを振り回しながら
ベースのタイゾーくんがジョイン。
ベースが加わり演奏に厚みが
増してきたところで
お待ちかね、
ボーカル&ギターの大史くんが
トレードマークの赤い短パン姿で
両手を広げ、走りながら登場した。
そしてステージ上を旋回し
マイクスタンドの前に立つと
客席に深く一礼してから
ギターを肩にかけた。
舞台は整った。
あとは大史くんの第一声を待つのみ。
ご飯を作りながら
ラジオで幾度となく聴いた
奇跡の高校生バンドの生演奏を
この目、この耳で味わう時が
ついにやってきた。
雪の壁に泣いたあの日から約2か月半。
冬はどの季節よりも長く、厳しく感じる。
けれども私たちは
季節がめぐることも知っている。
今、目の前で繰り広げられている
この光景こそが
ここにいるみんなにとっての春の訪れだ。
~Are you ready?ZONE!!!~
大史くんの高らかな声が
会場全体に響きわたった。
いよいよここから
伝説のライブがはじまるのだ。
長くなるので続きは次回に!