【メイブリックマム】メイブ初の学園祭と耳を疑った会場での禁止事項
コロナ禍を明け、ようやく学園祭シーズンが戻ってきたね!
これまで人が集まることも
大声を出すことも禁忌とされてきたから
ライブで一体感を味わうことは
これまで抑圧されてきたものを吐き出せそうだ。
奇跡としかいえない松任での野外ライブが終わり
どこからともなく
メイブが学園祭でライブをする。
そんな噂を聞いた。
その学校は「石川工業高等専門学校」
略して石川高専。
高専というと男子学生が多い印象が強い。
音楽好きな学生がオファーしたのかな。
とはいうものの
高専のサイトを見ても大々的には書かれておらず
メイブのSNSにも学園祭の話は微塵にも出てこない。
この話は本当か?と眉唾ものであったが
公演前日になってやっとメイブのSNSが
詳細をアップしてくれた。
(あーよかった💦)
10月29日、日曜日。
石川高専のある津幡町(金沢市の隣)まで車を走らせる。
今回私はついに推し活の必需品と言われる
「あるモノ」を調達してきた。
学園祭を盛り上げるアイテムになるのは間違いない。
使うのが楽しみだぜ。
初めて訪れる石川高専だったが
会場のインドアステージに入ると
すでにたくさんの人で埋め尽くされていて圧巻。
若者の熱気がすごい・・・
今回は後ろから応援することにしよう。
と、ここで場内アナウンスが入る。
ライブでの注意事項が言い渡されたのだが
そのアナウンスが耳を疑うものだった。
場内では絶対に飛び跳ねないでください。
床が抜け落ちる危険性があります。
万が一飛び跳ねた場合は
即時ライブ中止します。
絶対に飛び跳ねないでください。
は?
冗談でしょう。
でもこのアナウンスから読み解く限り
どうやら過去に床が抜け落ちたことがあるようだ。
笑い事じゃないぜ…
せっかくの楽しいライブ中に
こんなことが起こったら大惨事だ。
違う方法での盛り上がり方をしなくては!
ああ、持ってきて本当によかった。
私が持参した推し活必須の秘密兵器、
それこそが「ペンライト」~~~~~!!
毎度おなじみのマツケンサンバに乗って
メイブの4人が登場。
ねえ、ちょっと。
4者4様のバラバラな格好に
さらに拍車がかかってるやないかい!
ボーカル大史くんは
KANAZAWAと書かれたジャージ。
(高校時代の体操服かな?)
リードギターの武瑠くんは
白を基調とした
いつもながらのロックなスタイル。
ベースのタイゾーくんは
これまたおなじみのスーツスタイル。
そして…ドラムのオンくんは
んんん?
これ、高校の制服じゃあーりませんか?
高校卒業して半年経つのに一体どうしたの!?
と半分あっけに取られていると
ハロウィンにちなんだ仮装だったのだ。
学園祭ということもあってか
どうやら学園ドラマのような
・大史くんは部活に明け暮れる主人公
・武瑠くんはちょっぴりアウトローなクラスメイト
・オンくんは真面目ちゃん的クラスメイト
・タイゾーくんは先生役
そんな設定らしい。
音楽以外でも楽しませてくれるのが
メイブリックマムなのだ。
もちろん音楽でも盛り上げる、盛り上がる。
とはいえ頭の片隅で
ジャンプしてはいけないとブレーキをかけながら。
飛び跳ねてしまいたくなる気持ちを必死で抑え
情熱を持参したペンラに託し、ひたすら振り上げる。
1時間のステージは若さあふれる熱気に包まれ
本当にあっという間だった。
「飛び跳ねてはいけない」という
前代未聞のお達しにも負けず
会場ではみんながそれぞれの形で
メイブのサウンドを堪能できたと思う。
メイブと同年代の学生だからこそ
共感できるものがあったり
彼らの音楽に対する情熱や頑張りに
背中を押された学生も少なからずいただろう。
そして学生時代なんていつの話よ…💦と
苦笑いでごまかしたくなる私も
学園祭特有のエネルギーと
メイブの変わらぬカッコよさを全身に浴びてきた。
これって
最高のアンチエイジングではなかろうか!?
ライブの最後に大史くんがちらっと話した
ワンマンライブの話がとにかくうれしくて仕方ない。
今年を締めくくるにピッタリのイベントだ。
さあ、11月にはアルバムが出るし
久しぶりのワンマンライブもあるし
2023年はまだまだメイブ愛にどっぷり浸かっちゃいますよー!
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