webディレクターのやりがい・面白さ
こんにちは。webディレクターのmeiです。
web業界において、デザイナーやエンジニアのを目指す人は多いと思いますが、ディレクターになりたい人ってあまり多くはないのかなと感じています。
そもそもディレクターってあまり知られていないのかなと...
私も転職する前は「webディレクター」という職種があることを知りませんでした...
また、たいへんそうとか、遅くまで残って帰れないイメージを持たれている人も多いのかなと思います。
もちろんたいへんではありますが、面白さもあります!
そこで今回はwebディレクターのやりがいや面白さについてまとめてみます。
webディレクターに興味がある方の参考になれば嬉しいです。
クライアントさんの声をダイレクトに聞ける
まず1つ目に、クライアントさんの声をダイレクトに聞けるのは面白いところかなと思います。
それぞれのプロジェクトにおいて、デザイナーやエンジニアなど数名のチームで行う仕事が多いですが、基本的にはクライアントさんとのやり取りはディレクターが行います。
ニーズのヒアリングから、提案、制作期間中の諸々の確認、納品、納品後のサポートなどサイト制作において一貫して携わり、クライアントさんの窓口になります。
苦労して作ったサイトに対してお客さんが喜んでくれたとき、褒めてもらったり、感謝の言葉を直接もらえるのはディレクターの特権なのかなと思います。
自分でデザインを作ったわけでもないし、システムを作ったわけでもないですが、代表して嬉しい言葉をもらえたりします。
特に、追加の制作依頼をもらえた時はやっぱり嬉しいです。
満足してもらえている証拠なのかなと...
こちらから特に営業したわけではないですが、同じクライアントさんから、5サイト目の発注があった時、
「いつもすごく丁寧に対応してくれるスタッフさんの人柄と、今までの確かな実績があるので、次のサイトもお願いしたい」と言ってもらえたのが嬉しすぎました...
もちろん良い話だけなく、トラブルがあった際に窓口になるのもディレクターだし、なかには謝らないといけない時もあるので、辛いこともありますが、
その分、喜んでもらえた時は本当に嬉しいです。
色んな業界の「その道のプロ」の話が面白い
私の場合、前の会社では営業に近いことをやっていましたが、正直そんなに話すことは得意ではないです。
すらすら言葉が出てこないし、流暢に話せません…
でも、色んな人の話を聞くのはとても好きだし、興味もあります。
サイト制作にあたり、クライアントさんとお話する機会がありますが、
その道のプロの話って面白いです。
うちの会社ではECサイトを作ることが多いので、小売店やメーカーが比較的多いですが、
コーポレートサイトを作ることもあるので、そうなると業界・業種は本当にさまざまです。
こんな商売があるのかとか、こうやって作っているのかとか、
この人の考え面白いなとか、すごく頑張っているから応援したいなとか…
普通に生活していたら絶対に出会わないような人にも出会えますし、
色んな人の考えに触れることができるので面白いなと思います。
制作するサイトに、クライアントさんのこだわりや強みを掲載したいので、色々とお話を聞きます。
話をしているうちにだんだん惹きこまれていき、会社のファンになってしまったりもします...笑
また、すごい技術を持っていたり、すごく拘ってモノやサービスを作っていたりするけれど、
本人にとっては当たり前のことで、アピール材料になることに気づいていないクライアントさんって結構います。
そんな所を上手く聞き出して、アピールポイントを考えていくのも重要な役割なのかなと思います。
どんなサイトが良いか考えるクリエイティブな仕事
私の場合、イラストを書いたりデザインしたり、システムを作ったりすることは苦手ですが、どんなサイトが良いか考えるのは好きです。
ヒアリングした内容をもとに、クライアントさんの商売がどうしたらもっと良くなるのか...
制作するサイトのことだけでなく、事業全体のことを考えたりもします。
そしてチームで行う仕事なので、デザイナーやエンジニアと一緒にアイディアを出し合いながら、色々と相談するのも楽しかったりします。
どうしたらユーザーにとってわかりやすくなるか、クライアントさんの商売(売上)に繋がるサイトになるのか、運用しやすいか...などなど
みんなで話し合っていると、自分ひとりでは考えつかなかったアイディアとかが生まれたりするので面白いです。
クリエイティブというとデザインのイメージですが、ディレクターやエンジニアの仕事も「考える」部分が重要なのでクリエイティブな仕事だなと思います。
プロジェクトの良し悪しが決まる重要な役割
どんなに良いデザインで良いシステムが作れても、対応が悪かったり進め方が悪かったりすると、プロジェクトは成功しないと思います。
また、制作メンバーが制作しやすいか、クライアントさんがやりやすいかという所も、ディレクターの手腕次第なのかなと思います。
プロジェクト特有の事情などもあるため、こうやれば絶対うまくいくというパターンや細かなマニュアルがある仕事ではないので、
(大前提とか、大まかなフローはもちろんありますが、細かな部分は個別対応になるかなと…)
毎回、どうしたらうまくいくか自分で考えながら進めていく。
ある程度ディレクターに任される部分が多く、自由に進められるので責任もありますが、自分がどう行動するかによってプロジェクトの良し悪しが決まる重要な役割ではないかなと思います。
さいごに
異業種からディレクターとしてweb業界に転職して2年目になりますが、webディレクターの仕事ってたいへんではあるものの面白いなぁと感じています。
デザイナーやエンジニアのように、形に残るものを作っている訳ではないので、なかなか伝わりにくい部分がありますが、webディレクターに興味がある方の参考になれば嬉しいです。
未経験で webディレクターとして転職した話はこちらにまとめています▼