【インターネット検定】ドットコムマスターを受験してみた
先日、NTTコミュニケーションズの「インターネット検定 ドットコムマスター」の試験を受けました。
この検定は、難易度ごとに3段階に分かれており、私は「ADVANCE★(シングルスター)」に合格できました!
システム周りの話がとても苦手だったのですが、この検定の勉強をすることでネットがどのような仕組みでできているか少し理解ができた気がします。
あまり知られていない(?)検定かなと思いますので、どんな検定なのかご紹介したいと思います!
受験しようと思ったきっかけ
私は現在、web制作会社でディレクターとして働いています。
異業種からいきなり転職して特に苦労しているのが、サーバーとかシステム関係の話。
webサイトがどんな仕組みで成り立っているのかが、なんとなくぼやっとしていて実際よくわからない...
システムの設計や開発は、専門であるエンジニアさんにお願いしますが、
だいたいの大枠がわかっていないと、クライアントさんやエンジニアさんと話ができなくて困る。。
でも何をどう勉強したら良いのかがわからない...
そんな時に、「webディレクター育成講座」を受講して、講師の名村さんに教えてもらったのが、このドットコムマスターの検定でした。
正直、この検定が仕事でどうしても必要とか、これを持っていることで何かが有利になるとか、そういうことはなかったのですが、
勉強のために教えてもらったものはひとまず素直にやってみよう!と思って受けてみました。
webディレター育成講座についてはこちらにまとめました▼
ドットコムマスターってどんな資格?
NTTコミュニケーションンズが実施しているICTのスキル認定資格です。
2001年から開始し45万人が受験しているようです。
3段階レベルがあります。
BASIC:初級レベル
ADVANCE ★(シングルスター):中級レベル
ADVANCE ★★(ダブルスター):上級レベル
詳しくはこちら
私が受かったのは、中級レベルのADVANCE ★(シングルスター)です。
ADVANCE ★★(ダブルスター)は結構専門的で難しいですが、SEや技術専門職の方には良いかもしれません。
試験の内容
このような項目から問題が出題されます。
●インターネットの仕組みと関連技術
●インターネット接続の設定とトラブル対処
●ICTの設定と使いこなし
●セキュリティ
●ICTの活用と法律
IPアドレスやDNSについて、メール送受信の仕組み、セキュリティ(暗号技術)について などなど...
webの技術や仕組みについて幅広く出題されます。
ADVANCEのシングルスターとダブルスターは共通の試験で、
シングルスターの問題が50問あり、その後に続けてダブルスターの問題が20問あるという形です。
試験時間は80分で、シングルスターの問題だけ解いてやめることもできます。(一応私は全部解いてみました。)
正解した得点によってシングルスターなのか、ダブルスターなのか判定されます。
受験料は8,000円(税抜)で、テストセンターに行ってweb上で受験して、その場で結果が出ます。
どのくらい勉強すれば合格できるか?
私の場合は約2ヶ月勉強しました。
朝、会社に行く前の30分、仕事から帰ってきてから30分の、平日は平均して1時間くらい。
休日は1〜2時間くらいです。
苦手分野の勉強はなかなか集中力が持たないので、30分くらいのすきま時間を見つけて細切れで少しずつ勉強しました。
これにより朝活をするという習慣がつきました!試験が終わった今でも朝活を続けています。
私の場合、だらだら勉強してしまいそうだったので、受験しようと決めたら、まずテストセンターで2ヶ月後の試験の予約を取りました。
受験するのに8,000円かかるし、何回も受けたくないので絶対2ヶ月後に1発で合格しよう!と期限を決めて勉強をスタートしました。
教材と勉強法について
この検定を受けるにあたり、使用したテキストはこちらの2冊です。
この2冊があれば十分かなと思います。
公式テキストを区切りが良いところまで読んで、問題集を解き、わからないところはネットで調べるというのを繰り返しました。
1回では全然覚えられなかったので、問題集は全部で3回解きました。
丸暗記ではなく、意味を理解した上で3回解けばだいたい覚えられます。
また用語の意味を調べる際は、こちらのサイトで良く調べていました。
初心者向けに、わかりやすく、ちょっと面白く説明されています...!
「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
さいごに
2ヶ月後にドットコムマスターADVANCE★に合格するという目標を設定したことで、勉強しやすかったなと思います。
勉強することによって、今まで点と点だった知識が繋がったり、
エンジニアさんが言っていたことはこういう意味だったのか!と理解できたりしました。
また、サーバー周りの話に対するも苦手意識も少し和らいだかなと思います。
もし同じようにシステム関連の話が苦手、何をどう勉強したら良いかわからない...という人がいれば、この検定はとてもおすすめです。
もしよければ参考にしてみてください。