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逆に変わらない人間っているの?って話


2022年9月14日 に書いていた記事。
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よく耳にする「この歳になったらもう変わらないよ」「1度浮気した奴は何度でもする」これ、本当にそうだと思います?

タイトルも冒頭文もいきなり疑問形からはじめてしまったけれど、私はこれについてはそうは思わない。
いや、まあ変わらない場合もある。でも変わることもある。
要するに「絶対変わらない」とは、私は思わない。

こうやって書くと、これまたすごいあたりまえのことを言ってしまっているなーって気にもなるが、でもこんなことを言いたくなるくらい、意外と「人間変わらないよー」と諦めを促すように言ってくる人は多い気がする。だからちょっと私の「いやそんなことないっしょ」って気持ちを言語化してみようと思う。


そもそもいやでも変わってしまうことがある

例えば環境
仕事なら、いきなり転勤させられたり、解雇されたり、部署移動を命じられたり。
学生なら、引っ越しによる転校や、転校しなくたってクラス替えや、小学校から中学校にあがって知らない人にであったり。
働いてたり学生でなくても、一人暮らしや同棲を始めたり、結婚したり別れたり子どもができたり…
事故にあったり病気が見つかったりで入院したり。
人生はいつどこで何が起こるかわからないものだ。

そして、私たちは年々老けていく
老けていくのとともに、見た目も変わる。体力も変わる。それに伴って人目や印象も変わると思う。

環境や年齢とともに、人付き合いも変わる。
人との出会いや世間の声、ニュースや出来事から、正しいと信じてきたものが、必ずしもそうではないことに気づかされたり、
何が自分の中で大事かということも、変わっていったりすることもある。

そして気持ちなんて普遍的だ。
昨日「本当にもう無理」と本気で思っていたのに、翌日になったら冷静になれて、よーく考えたらそこまでじゃなかったとも思ったり。やっぱり環境と時間によって変わったりする。

変わりたくなくたって変わってしまう気持ちや関係だってある。物事の重大さや、その人の性格によっても変わると思うけど。
例えば親と本来は仲良く過ごしたいと思っていても、自分の気持ちだけではなかなか難しい。相手からもそのように感じられないとき、自分が傷つくことを恐れたりすると「仲良くしたいけど仲良くできない!」ということは、自分だけではなく相手があって、一方通行では物事が運ばない人間関係では容易ではないと思う。

こういったいやでも避けられない変化の中で、
全く変わらない人なんていますか??
そりゃ全てが変わるわけではない。けれど全てが変わらない人もいないと私は思う。

変わりやすい人と変わりにくい人

あとは性格もある。頑固(というと言葉は悪いが)だったり信念が強い人は変わる幅は狭いかもしれない。変わることに対して抵抗や恐怖心がある人もそうかもしれない。一方、柔軟に対応したい人や周りの意見も大事にしたい人、いろんな出来事や環境から学びを得ていきたいと考える人は、その時々によって考えが変わっていくと思う。

自分が変わりたいと思えば人は変われる

正直これは希望的な部分もある。
なぜなら「変わりたい!」と自ら強く思っても、そう簡単に変われないこともあるからだ。ダイエットとかね。変われるなら苦労してないのよ。

「それは本当に変わりたいと思っていない。変わらないことによるメリットもあってそっちを優先するからだ。」という意見もある。正直そうだと思う…だって運動は疲れるし、おいしいものは食べたいもん…

私は時間にルーズな部分があったり、仕事をしたくない想いとかも正直めっちゃあって勤務態度は良くないと思う。。ごめんなさい。お金は必要だから働くんだけど。
これだって、よくないとはわかってる。雇ってもらってるんだし、暇だって辛いから、出社して暇なくらいなら全然働きたいとは思うし。信用を失ってしまうこともわかってる。
でも根本の、深層心理みたいに無意識に考えてとってしまう行動は、自己嫌悪に陥りながらもなかなか治らない。

でも同じように考える人でも、たくさん時間がかかってしまってでもダイエットに成功する人もいるように、そのメリットを上回るなにかや焦りや負けん気とかが出てくれば、やっぱり人は変われるものだと思う。思いたい。


他人を自分の意思で変えることはできないし、
自分自身を変えることだって難しいこともある。だけど、
変わらない人なんていない。変われない人もきっといない。
私はそう思う。

だから他人も自分も、変わらないなんて決めつけたり諦めたりせずに、もっと前向きな考えで生きていきたいのだ。

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