おさがりとゆるいつながりと雨の日のカフェラテ
洋服を買う機会がめっこり減った。
というのも私が洋服にそもそも興味がないのもあるが、
よく会社の先輩からお洋服をいただく機会が増えたからである。
私があまりにも無頓着すぎるからであろうが、
元から私は古着が好きだった。
ただ、最近は古着屋に行ったところで雑多なお店が多すぎるのもあって
なんだか疲れてしまうから足が遠のいていた。
そんなこんなでいつも洋服をいただいているのだが、
喜んでくれると思ってとみんなは口々に言う。
その服を見たときにこの人ならもっと楽しんでくれるということだろう。
なんて素敵な思いなんだろうか。
それってきっと昨今のものすごい速さで行き交うものや情報に絶対に流されない
とっても強い想いだと思った。
自分もそうやってものと向き合える余裕のある人でありたい。
つよい想いでゆるくつながるから、会うたびに、話すたびに、自分にとっての学びが日々磨かれていくのではないだろうか。
ふとした瞬間にその人とゆるいつながり方でつながるから、
疲れることなく長く付き合える。
それってきっと雨の日に飲みたくなる、やわらかいミルクとガツンとくるエスプレッソみたいだなーと思いながら、雨の日の麻布十番にいる。