出産レポ②～初産・和痛分娩～

前回からの続き！

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2日目　朝7時。

分娩室に移動になり、助産師Aに子宮口の開きを確認された。この時点ですでに6センチほどだった。
（やっぱり夜中の痛みは陣痛だったか！とここでなんとなく理解）

促進剤をいれてくれたのは助産師Bだったので、このときに「体勢は変えたりできるんですよね？？？」と確認。すると「うん、できるよ～」と言われたので、心の中で（やっぱりあいつー！）と叫んでいました。

一応この助産師さんには「実は昨日こうやって言われてしまって不安で寝れなかったんです」と告げ口しといたったｗ

でもその後、定期的に来るのは助産師A。このままだと体勢変えさせてくれなさそうだし、保険で少し仲良くなっておかないと！と思い、少しフレンドリーにこちらから話しかけたりすることを心掛けてました。しばらくして、「勤務時間ながいですね～いつまでですか？」と質問してみたら「9時まで」と返答があったので、心の中でガッツポーズ！！（あと10分！！）

担当が師長さんに変わり、この方、ほんとうに神でした。
このとき本当に助産師さんのサポートは精神的にものすごく支えになっているんだと感じました。

体勢のことはもちろん、トイレの確認や子宮口が早く開くようにこんな動きをすればいいよ～と献身的にサポートしていただいたおかげで、9時半にはこれが陣痛かという痛みが等間隔に襲ってきました。

でも呼吸を落ち着いて行っていれば、意外と痛みに耐えれていました。
私は出産前から鼻から吸って口から吐く　という呼吸法をクセづけていたのですが、これが私にはかなり効果的！！

師長さんにも「このまま和痛しなくてもどちらでもいいよ？」と聞かれましたが、せっかくなので（？）痛いものは痛いので、お願いしました。

私は静脈からの麻酔だったので、本当にお守り程度の痛み軽減のようなもので、「痛い！」と思ったら、持っているボタンを押して麻酔を自分で入れれるような仕組みでした。

もちろん麻酔の量は、自動的に調整されていて、一度麻酔を入れて、一定間隔があかないとボタンを押しても麻酔が入らないようになっていました。

私の場合は和痛にしてよかった！とその時思ったのを覚えています。
痛いものは和痛にしたとて痛いんだけど、やっぱり気持ちマシになっている感覚や、子宮口が8センチになってもまだまだ耐えれる痛みでした。

そんなこんなしていたら旦那もやってきて、周りもバタバタし始めて、
「人工破水しますね～」と先生が入ってきて、手を突っ込まれて強制的に破水ｗ

ここからが正直めちゃくちゃ痛かった。体勢も横にならないといけなくて、もう麻酔が入ってたのかそうじゃないのかわからないくらい、痛かったです。

あれよあれよと子宮口全開になり、「いきんで～！！ストップしていいよ～」の声が聞こえる。けどいきみかたがよく分からない。
このとき、心の中で息んだら会陰が避ける恐怖があって、思い切り息むというより、【お腹にじんわり圧をかける】感じで頑張っていた。

次に来る痛みの波が怖いけど、そんなこと考えてる間に痛みの波が襲ってくる。酸素マスクをつけられて、うつろうつろしながら天井を見ているんですけど、ちょっと面白かったのが、こんな状況でも天井の柄を見て、（あ、あそこ顔に見える。あ、ここも）と考えていましたｗ

意外と冷静でいれるもんなんだなあ、と（笑）

体感、5回ほど息んだあと、元気な赤ちゃんが産まれました。

会陰切開もすることなく、無事安産で終了。
（実際は少し会陰は避けてしまったみたいだけど、切開をするまでの判断には至らなかったそう）

避けた会陰の部分を縫われているときは、全然大丈夫！までは言わないけど、まあやっと終わった・・・！という気持ちが大きくて、この痛みや違和感は全然余裕、って感じでした。

結果、めちゃめちゃ痛いと感じる陣痛から出産までだけで考えると約50分くらいじゃない？と思うくらい、スピード感ある出産でした。

これから出産が待っているみなさん、分娩室入っても動けるときに少し動いておく（股関節まわり特に）ことや、痛みが楽になる呼吸法を見つけて、頑張ってください！子どもが生まれてくる瞬間は、本当に今までのしんどさが吹っ飛ぶので、出産の過程ですら楽しもう！という気持ちを片隅にでも置いていてくださいね＾＾