猫が足りない(猫足)
期間限定で実家に戻った。
猫は知人にあずけてきた。
私はといえば、
猫のいない生活になって二日目の夜に、しくしくと泣いてしまった。
なんたること!
ベッドに横になり、小さな音が聞こえるたびに(多分そらみみ)、
猫の名前を呼んでしまうのだ。
猫は知人宅でチュールをもらい、抱っこされてご満悦(らしい)。
なのに私は猫が足りず、どうにも寝つけない夜を過ごしている。
不条理極まりない話。
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