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普通のサラリーマンが介護業界に飛び込んでみた!! 〜Prologue〜

普段はある通信事業者のサラリーマン。
こんな私が介護の世界で新規事業を起こそうと介護業界に飛び込んだ。

きっかけは、自分に近い高齢者の方を元気にしたい、楽しく毎日を過ごせるように何か出来ないか?
と、そのその高齢者の方と話しているうちに、そんな気持ちが湧いてきたからだ。
なぜか放って置けない気持ちになったから。

足を悪くし、杖をついて歩くようになった。
大好きだったグラウンドゴルフのクラブが玄関でそっと置かれたまま・・・
そして、自動車免許を返納した。
自転車は乗れたが、ある時、道路を走っていると車が自転車を漕いでいる自分の横を猛スピードで通り過ぎた。
恐怖で自転車にも乗らなくった。
これで、外にあまり出なくなった。

家では、インターネットはもちろん契約していない。
スマホは持っていない、やっぱりガラケー。
目もあんまり見えなくなったから、新聞も見えずらい。
TVも耳が悪くなって大きな音で聴くようになった。
野球や相撲、そんなに見たいチャンネルは多くない。
自分で掛け軸に書くような大好きな習字も、最近は体が痛くなるのでめっきり減った。

奥さんに先立たれ1人で一軒家に住んでいる。
たまに話しにくと、昔はよく奥さんと国内旅行に車で行って、いろいろ景色を写真に撮ったことを楽しそうに話していた。

最近はデイサービスにも行くようになったが、施設に行っても誰も話さないで座っているだけでつまらないとのこと。

なにか出来ることはないのか・・・


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