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「見えていないこと」を武器にして正しい方向は見つけられることについて

vlogをご覧になってすでにご存知のかたもいるかと思いますが、不注意で利き腕を怪我してしまいました。久々のことでちょっと落ち込みます。

ちょうど二日前、AMNの徳力さん主催のメディアミートアップの開場時間が近いなか、私は文芸春秋西館へと急いでいました。眼の前に広場があり、その手前の横断歩道が赤信号になろうとしていて、小走りでいけば渡れそうだと思ったのが運のつきです。

横断歩道のほんのすこし右側を広場のほうに気をとられて視線をまっすぐ前に向けながら歩いていた私は、足元に張ってあった鎖に気がつかずそこで転倒してしまったのです。

幸い、左手にもっていたカメラGH4には傷一つありませんでしたし、ポケットからおちたGo Proも気づいて拾うことができたものの、受け身をとった右腕は捻挫してしまっていまもドアの取手を引くだけで痛みに顔が引きつります。

最悪は避けられたわけですが、なぜこんな事故になったのだろうかと思い返してみると、やはりそこには「見えてなかった」ことがあるのだと気付かされます。

見えてないものが、常に意識の外から私たちの思考や判断の限界を定義づけるのです。

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