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パーソナルスペースを作る問題としての「知的生活」

来月の新刊「知的生活の設計」は、すぐに実践できるハックを紹介する本というよりも、ライフスタイルを提示する本になっています。

いきなりライフスタイルを変えようなどといわれても分かりづらいので、それをさまざまな面に分割しているものの、通読していただくと私がこの10年ほど実践してきた地味でしつこい生き方についての紹介になっていることに気づかれるかと思います。

「知的生活」などというから、伝統的なフィリップ・ギルバート・ハマトンの著作などが原典になっていると思われるかもしれませんが、実はそこはあえて外してあります。

今回むしろ追い求めたのは、私がこよなく愛している作家、ヴァージニア・ウルフの評論に枠付された知的独立について話題なのです。

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