めぐるピープル04「音ごはん」
こんにちは、めぐるスイッチのスイちゃんです。地域で活動する人たちを紹介していく連載記事「めぐるピープル」。今回は板橋ママの代弁者ともいえる、板橋区の子育て応援バンド「音ごはん」代表のもともとこさんをご紹介します。
合言葉は「しゃもじをふって、子連れでライブ♪」
今日も全然 かたづかなくってさ
君の相手 してやれなくってさ
お鍋はふくし フライパンはこげるし
音ごはんさんの新曲「Mam smile , Your smile」の一節です。
音ごはんの歌には、子どもが成長する嬉しさとさびしさ、笑える子育て“あるある”など、子育て経験のある人に刺さるフレーズがたくさん。グッと涙がこみあげるような曲から、ノリノリで踊りたくなっちゃうような曲までとにかく表情豊かです。
ベビーカーや車椅子、おじいちゃんおばあちゃんも一緒に盛り上がるバリアフリーなライブの客席では、ペンライトではなく「しゃもじ」がゆれます。
歌えば歌うほど、地域の人とのきずなが深まった
音ごはんは2014年に、代表でボーカルのもともとこさんがお子さんの幼稚園の卒園ソングを作詞・作曲・編曲したことをきっかけに活動スタート。以来、楽曲をふやして、地域のお祭りやイベントなど、その人気はどんどん高まっていきます。
「音楽活動を通じて、地域の方々の催しや施設に呼んでもらうようになり、素敵なご縁やつながりがどんどん広がっていくのを感じました」と語るもとこさん。赤塚のご当地ソングや、SDGsいたばしネットワークのテーマ曲、板橋のママ企業・マムスマイルのテーマソングなども制作しています。
超低体重で生まれ、幾度も手術を乗り越えて成長したもとこさんの長男を想う曲や、ピアノ・キーボード担当のまきこさんが難病を持って生まれた娘さんのために作詞したチャリティーソングなどは、多くの方の胸を打ち、区内だけでなく多くのテレビや新聞でも取り上げられています。
ライブ活動の喜びについて聞くと、「子育てに不安を感じていたり、愚痴をこぼす場所がない方もたくさんいること、難病や福祉のことなど、私自身がたくさん学ぶきっかけをもらっています」というもとこさん。ライブ後にメールや手紙で心が軽くなりました、応援しています!といった感想を届けてくれる方もいるそうで「逆に元気をもらっています!」と笑います。
メジャーデビューも目前
毎年ライブイベントを開催している音ごはんは、感染症予防に配慮し、さまざまな工夫をしながら活動を続けています。今年10月30日の「音ごはんワンマンライブ~ママが泣ける日2021~」は、現在チケット絶賛発売中です。配信チケットもあるそうなので、ぜひチェックしてみてくださいね。(申し込みフォームはこちら)
また、つんく♂さんがプロデュースする「アラフォーアイドル輝け!プロジェクト」にて、10月6日にはメジャーデビューも控えているそう! さらに活躍の場を広げているもともとこさん。板橋区を代表するご当地アイドルとして紅白の舞台に立つ日も遠くないかもしれませんね。
子育て応援バンド「音ごはん」代表 もともとこさん
公式サイト:https://otogohan.com/
写真提供:音ごはん(2021年撮影)
取材日:2021.9.9(記者・スイちゃん)
活動分類:地域交流、子育て支援、文化・芸術
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