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めぐるピープル06「子どもイメレコ講座」

こんにちは、めぐるスイッチ・まつもんです。地域で活動する人たちを紹介していく連載記事「めぐるピープル」。今回は、子どもたちにグラフィックレコーディングのスキルを届けている塚本忠行さんの活動について聞いてきました。


子どもたちにもイメージレコーディングの技能を

講座や会議の内容をホワイトボード等にイラストと文字でまとめる「グラフィックレコーディング(グラレコ)」という仕事があります。このグラレコの技能、楽しさを子どもたちに体験してもらおうと、板橋区内の学校、あいキッズ、コミュニティースクールなどで活動している塚本忠行さん。

「グラフィックという言葉にピンとこない子もいるので、私の活動ではイメージレコーディング、イメレコと呼んでいます」とのことで、本記事でも以下はイメレコと表記します。塚本さんが子どもたちにイメレコを学んでみてほしいと思ったのはなぜでしょうか。

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達成感と自己肯定感につながる学び

塚本さんの活動のきっかけは約3年前に知人のイメレコ講座を受け、その週末の会議でイメレコ担当に抜擢されたこと。「無茶ぶりでしたよ。いきなり3時間の会議ですから。楽しむ余裕はなくて必死でした」と笑って振り返ります。でも終わってみると、やり切った喜びと、みんなに喜ばれ役に立てた実感が大きかったといいます。

やりがいについて「達成感と自己肯定感。この2つは、その後の経験でも一貫していて、子どもたちにも感じてほしいイメレコの大きな魅力です」という塚本さん。一生懸命に話を聞き、その場で整理することから「イメレコしていると腹落ちしやすく、その会場で一番学んでいるのは自分じゃないかな、と感じるくらいです」とも。

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これからの時代に役立つ力を

現在は、オンライン開催でも広がりつつある塚本さんの子ども向けイメレコ講座。主体的に楽しんでくれる子が多く、同じ話でもイメレコ表現は人それぞれなので、互いの違いを知る学びにもつながるそうです。

「学んだ子は、学習面でも良い結果が出ているそうです。将来求められる人材がここから生まれるんじゃないかという期待感もあって、教えるのが楽しいです」と塚本さん。今後は、イメレコ講座の前に取り組んでいた「ぐるぐる読書」という輪読会の手法も組み合わせ、新しいイメレコの学びにも挑戦したいと語ります。興味のある方にはいつでも日程調整してくれるという塚本さんのイメレコ講座。皆さんの職場や学校でもいかがでしょうか。


かお

magical reading-Labo 代表 塚本忠行さん
公式サイト:Facebook Instagram
写真提供: 塚本忠行さん
取材日: 2021.9.13
活動種別:地域教育



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