整理整頓が難しければ整頓だけでいい
「散らかし魔の私が、珍しく散らかさないな…」
このところそんな事を思っていました。
なぜ散らからなくなったのだろう…?
考えても考えても答えが見つかりません。
今流行っている「捨て活」は苦手で、物を手放すことに大きな抵抗を感じます。
買う時に一生懸命考えて選び、一緒に時を過ごした物たちはある意味私そのもの。
私自身を手放すことは生きることを手放すのを意味するように、物を手放すのは私にとって辛いことなのです。
物を手放していないのになぜ散らからなくなったのだろう…?
あっているかどうかわからないけれど、もしかしたら「整頓」の習慣が何となくできたことが要因の一つかな、と思います。
ある日、なんとなく整頓をしてみたら気持ちよかったんです。
整理整頓だとちょっと大変なんですけれど、整頓だけなら簡単にできるなって。
「片付けても片付けても散らかる」と悩んでいたときは
①まずクローゼットから物を取り出す→②残すものと手放す物の取捨選択→
③クローゼットの中に掃除機をかける→④残すものを使いやすくかつ美しくおく
この4段階をする、という頭で動いていました。
そうすると体力のない時期や気持ちが乗らないときなどは最初からくじけモードで中々はかどらない。
最もやりたくない②の捨て活をどうしても通らなくてはならないのでそこが視野に入ってしまて動けない。
なので、私は一旦ものを手放すことをあきらめました。
できることからやればいいな、と。
人生のなかでアパレルのアルバイトを3度やったことがある私はディスプレイについてはなんとなくやれる、という根拠のない自信がありました。
振り返って思うのは整頓だけに絞ったのは、そんな理由があったのかなと思います。
整頓って、出したものをもとに戻してきれいに見えるように整える、それだけなので気が楽なんですね。
そしてうまくいかないときは、これもアパレルで学んだシーチングをします。
布をかぶせて断面を平らにするんです。
そうするとごちゃごちゃした印象がなくなります。
部屋が片付いたように見えます。
根本的に何も変わっていないように見えますが、
片付いて見えるだけで気持ちって落ち着くし、心が整うのがはやくなるんですね。
今日は私流お片付けのお話でした。
整理整頓が難しければ、整頓だけでよい。
少し自分に優しくいこうと思います。
今日も読んでいただき、うれしいです。
ありがとうございます。
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