引き算の概念⑤〜日本人に立ち帰ると幸せがわかる〜
「日本人は主張できない。」
本当にそうだろうか。
○江戸時代の識字率が世界トップだった日本人
○寺子屋制度が確立しており、農民に至るまで書として知識が行き渡っていた日本人
人間として成長したいと望むならば、
知的探求を欲するのは当然なことだろう。
活字を読み知識も豊富ならば、内言語も豊かだろうと推測する。
江戸時代、日本人にコミュニケーション力が無かったなどという文献など見当たらない。
むしろ日本へ降り立った外国人の日本回顧録に目を通せば、日本人への賞賛ばかりだ。
では、なぜ主張できないと言われるのか。
ここから先は思い込みを外していただく必要がある。
現代において、
大半の日本人の姿勢が悪いのはなぜか
日本人の自己肯定感が低いのはなぜか
日本人が活字を読まなくなった原因は何か
他者に自分の幸せを委ねるようになった原因は何か
江戸時代と比べて何がちがうのか。
諸君は考えたことがおありだろうか。
そこを感受していただく必要があるだろう。
知識重視で知的な能力に長けていたとて、これからの世は、本質的な幸せにたどり着けない。
本質的な幸せは、「感性の能力」ゆえに得られるものなのである。
日本人は本来、全員が靈能力者の時代である。
つまりは、感性がトップクラスということである。
「感性的な賢さ」と「知性的な賢さ」とは異なる。
さて、
知性的な賢さ
のみでは立ち行かない時代になった。
感性的な賢さの大切さに、むしろ外国が氣がつき始めた。
日本人の本来の持ち味である感性が必要とされる時代がやっと到来したのである。
○知性=真実なるもの
○感性=善なるもの
さらには「美」を兼ね備えて参ろうではないか。
3拍子揃った「真・善・美」を腹の底から伝えられるのは、日本の民ができることである。
日本人同志、和合し合おうではないか。
まずは、自身の「心・魂・体」を和合し、
次に、家族、友人、知人と和を広げようではないか。
それは、世界平和と繋がるとわたしは信じている。
日本は世界のカタなのだから。