無垢の風景に馳せる旅

ある日の過ごし方 #03
石垣を歩き、旅の中で見たもの・触れたものを あなたにも少し、お届けします。

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無垢の風景に馳せる旅

石垣島北部に向かっていると、どこか異国のようで故郷にも思える風景が広がっています。 そんな景色が教えてくれる「何か」は、日々の豊かさに通じてるのではないでしょうか。 赴くままに、今日も歩いてみてください。

7:30　朝食

MEGURU | 巡で朝食。一汁一菜を深く味わい、素材が身体に染みてくる。 日常に還る体験を提供いたします。

9:00　Giving tree home

素敵なオーナー夫婦のいるお店。今日は天気がいいから外のテラス席でゆっくり過ごしてみる。ただただのんびり過ごすのはいつぶりだろうか？手作りの焼き菓子とコーヒーを風を感じながら味わう。それだけで心地いい。帰り際にオーナー夫婦と他のお客さんと話が盛り上がった。ここに来たからこその出会い。ここでは何者でもない自分を受け入れてくれる感覚がある。

11:00　名前のないビーチ

カフェで車を置かせてもらい、歩いて近くのビーチにいくことに。この地域は「栄」という集落なのだそうだ。戦後沖縄本島から移住してきた人々が切り開いた開拓の土地。少し歩くと公民館の前に開拓記念碑があった。目を瞑り、その頃の時代に想いを馳せてみる。更に集落を超えると美しいビーチが広がる。誰もいない、静かなビーチ。裸足になり、ただただ海のさざなみと風の音に耳を傾ける。

12:00　明石食堂

車で北上していくと、言わずと知れた北部の有名店。行列ができることも多く、中々タイミングが合わないと入れないが、ぜひ訪れて欲しい場所。海を満喫した身体にとんこつベースの濃いスープが染み渡ります。

10:30　街の散策

気ままに市内を巡る。東林寺周辺などは、昔ながらの赤瓦の家が残っていたり、暮らしが垣間見れるのが楽しい。コンクリートに絡みつくガジュマルの木、古い建物からお土産屋さん、街中をうろつく猫たち。カメラ片手にお気に入りの写真を撮ったり、気になる店に足を運んでみよう。ユーグレナモールを一回りするのも王道に楽しめますよ。

13:00　エコロード

お昼ご飯を食べたあとは、明石から最北端平野へと抜けることができるエコロードへ。舗装されていない道をゆったりと走り抜ける。そのままの自然、海と山、好きな場所で車を降りてしばし自然を全身で感じてみよう。途中には旧安良集落という廃村になった村の跡地が残っている。跡地といっても御嶽が残っているだけだが、その頃の暮らしの息遣いが聞こえてきそうな雰囲気。どこか神聖な雰囲気を残す御嶽の前で目を瞑り、以前の安良村をを思い起こしてみる。

14:30　平久保崎灯台

車に揺られ続けてた分だけ、整える時間を過ごすなら、エコロードから車で5分の平久保崎灯台。ここから見える海も断崖も格別です。余すことなく目に焼き付け、風を浴びることをおすすめします。

16:00　吉田サバニ

北部の久宇良集落内に、沖縄の伝統的なサバニ船を作り、その船に乗って出かけられるツアーを行っている吉田サバニ造船所がある。帆で風を受け、海を走る、原始的でただそこに乗っているだけで心躍る体験。平久保半島の雄大な自然を楽しみ、シュノーケリングで美しい珊瑚礁を眺めよう。そこには何物にも変え難い体験が待っている。サンセットサバニの予約がとれ、天候に恵まれたあなたはかなりの幸運の持ち主です。

ある日の過ごし方 #03
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
石垣で、どこへ向かうか迷ったときの
道しるべとして ひとつお役立ていただけたらと思います。

私たちも知らない "ある日" を探して。島のご案内はまだまだ続きます。

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