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#31 幻想が覚めてから

※この小説はメタバース(仮想空間)が舞台のお話です。

そんなに遠くない未来に、衣・食・排泄・お風呂以外はバーチャル世界で完結するようになると言われています。

そんなバーチャル世界の技術の事、続々と出てくるメタバースプラットフォームの体験談+未来がこうなったらいいなぁ♪を折り混ぜた、日記となっています。

読み手のあなたは、この物語を読んだり、実際に開催されるメタバースのイベントの中に入り込むうちに

だんだん自分のいる場所が現実か、バーチャルか、わからなくなるようなコンテンツとなっております。

~*❊* *❊* *❊* あなたの日常に  *❊* *❊* *❊*~
    キラキラ輝くような灯(ともしび)が宿りますように 
~*❊* *❊* *❊* *❊* *❊*  *❊* *❊* *❊*~


初めて読む方は、必ずこの記事に目を通してからお読み下さい。



私はかつて幻想を見ていた。
過去を振り返ると、今まで疑問にも思わなかった事。
あの瞬間までぼやけていた世界。
景色が急に動き出し、全てのピントが合い始めた。

今思えば、あの時だ。
そう。あの時から現実というものがちゃんとわかってきて、全てが浮き彫りになった。
私は今どの世界線で生きているんだろう。
今一度、自分の進みたい道の事を考えてみよう。

考え事をするのが好きな私。

ぼーっとする時だけ,今という瞬間を生きられる。

それ以外は過去か未来にしか自分の姿は描けない。

久しぶりに船を出し、ゆっくり旅に出る事にした。

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