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#32 マッスルパンチ

※この小説はメタバース(仮想空間)が舞台のお話です。

そんなに遠くない未来に、衣・食・排泄・お風呂以外はバーチャル世界で完結するようになると言われています。

そんなバーチャル世界の今の技術の事、メタバースプラットフォームの体験談+未来がこうなったらいいなぁ♪を折り混ぜた、日記となっています。

読み手のあなたは、この物語を読んだり、実際に開催されるメタバースのイベントの中に入り込むうちに

だんだん自分のいる場所が現実か、バーチャルか、わからなくなるようなコンテンツとなっております。

初めて読む方は、必ずこの記事に目を通してからお読み下さい。


みんな24時間という時間を、試行錯誤とクリエイトしながら生きている。
そう、みんな平等に与えられているのが時間である。

命ある限り与えられる、お金に換えられないもの。
私は地位や名誉、お金よりこの自分の時間が何より大切だと思う。

気づかず過ぎさっている方も多いいが、仕事でお金を得る代わりに、失っている自分の時間があるのも確かである。

私はこの時間が何より大切なんじゃないかと思う。

今日はこうしよう。ああしよう。
そうやって時間を活かしながら、自分を活かしている。

同じ時代に生き、歴史の動く瞬間に立ち会う。

仲間と集まり、ああでもない、こうでもない、あれやろう、これやろうと作戦をねりねりする。

こんな時間が私のかけがえのない宝に変わっていく。。。

さぁ明日はどんな事が起きるかな。期待に胸を膨らませ毎晩眠りにつく。

その日もまた夢を見た。

気がついたら、空にそびえたつ棟の1つの屋上に立っていた。
風が強くて、時折大砲のような音が聞こえる。

ここは・・・

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