あいち航空ミュージアム 飛行機三昧
名古屋県営空港から少し離れたところにある航空機の技術館です。
今回は2023年3月30日に訪問。平日のためか来館者は少なかったです。
バス降車場からマーシャラー・パネルに従って2階の入口へと向かいます。
入館料は大人800円(この日は割引期間)。搭乗券(入場券)の他、日本の名機100選から模型1機のカード(アヴロ504K練習機)をもらえました。
また搭乗券提示で再入場が可能です。
展示場に入るとダ・ヴィンチの大きなヘリコプター模型。
さらに入ると眼下にYS-11があって、スペースに占める機体の大きさに迫力がありました。
ミュージアムの基本コンセプトは、日本の航空の歴史、国産機の展示紹介、愛知の航空産業の育成のようです。
日本に関係する航空機模型が100機展示されているエリア。
日本の航空発展期ではいろんな人達が飛行機を設計、製作し、飛んでいた時代だったんですね。
写真の模型は伊藤音次郎製作の「伊藤式・恵美1型」。この方の人生、すごく興味あります。それは、またの機会に。
ミュージアムの奥の方にも、ヘリコプターやMRJの客室モックアップ、ブルーインパルスの機体が置かれていました。
ミュージアムの建物は格納庫のようですね。
防衛省のブルーインパルス映像。
なかなか見どころ満載で、特に先行する航空機のスモークの周りを、スモークを吐きつつ螺旋を描いて飛行する操縦席からの映像はすごかった!
機体はグルグル回っているのに体感的にわかるんだ。
スロットルレバーの構造に興味津々。
未完で開発機「MRJ」のモックアップ客室内。
意外と狭い。天井も低く、荷物棚が目線位置にあるんですね。窓際の席で立つともれなく頭を打ちます…
でも座席はいい感じでした。ま、乗ることができませんが…。
ブルーインパルス、やはり人気なのかみんな写真を撮っていました。
ところで後脚ってなんか無理しているような感じだけど、なんで斜めに曲がり気味なのだ?
動く座席に座って大きなスクリーンの映像を観る「フライングボックス」。
「飛行機の進化を体感するヒストリカルフライト」と「あいちの人気スポットを飛ぶファンフライト」を堪能。
名古屋市立工業高校は、1939年に設立された市立航空工業学校の流れを汲んでいるようです。いまでは航空産業育成も目的としています。
八○式とは、完成年の2016年は開校80年、名古屋市市章(○の中に八)にちなむとか。2017年1月28日に飛行時間5秒、高度1m、距離70mを記録。
学校サイトをみると、今は飛行艇を開発していました。
これは今後の進捗が楽しみです。
ミュージアムの目的である、航空産業育成の一環なのでしょうか。
操縦(パイロット)体験は、外から見ていましたが座学から始まる本格的な感じ。
整備士体験は実施していませんでしたが、作業台が並んでいます。
いずれも当日入館時に予約。体験時間はいずれも20分だそうです。
じっくり見学して疲れてきたら、ミュージアム2階のカフェでまったりできます。
外の滑走路やミュージアム内を眺めながらお茶や軽食などもいただけました。滑走路ではヘリコプターがたくさん。
さて、エレベータや階段で屋上へ出られます。
旅客機の離着陸は少ないので時間を確認して見に来るか、ヘリコプターを楽しむくらいかな。
子供たちが遊んでいる中、フジドリームエアラインズ(FDA)の離陸を待っているカメラを持ったおじさんがひとり。
最後はやはりYS-11。大好きな旅客機ですが1度しか乗ったことがありません。この機体は生産182機のうちの152号機(製造番号:2009)。主翼前面に黒いラバーブーツ(除氷装置)がないタイプですね。
航空自衛隊が運用していた人員輸送機。客室はVIP仕様だそうで、4月15日が公開日だった。また来よう。
結構、YS-11をじっくり見て回りました。
さて、初めて訪れたこの日は休憩しつつも3時間くらい見学。再入場可能なのに一度もミュージアムの外に出ませんでした。
今回は下見ということで、次回はもう少し勉強してからいきたいな。
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