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映画感想015『トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦』 ※世間では絶賛の感想ばっかりなのでどうしても言いたくなってしまいました💦
つれづれなるままに見た映画の感想を書きます。
めちゃくちゃ個人的な感想なので、異論反論あると思いますが、生温かい目で読んで頂きたい!
今回は香港映画
『トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦』を見てきました!
もちろん細々ネタバレあります!
要注意!
ということで、早速!
結論‼
めちゃくちゃ面白かった!
とにもかくにも、九龍城砦のセットの凄さ!!
ちょっと規模は違いますが
日本でいうと『深夜食堂』の街のセットぐらい
作りこみがいい!
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汚さ、、年代の積み重ね、、
ごちゃごちゃな生活感、、
引きの全体像の圧巻!!
とにかく、この映画の主人公はやっぱり
九龍城砦だ!!!
ラストのエンドロールも最高だ。。
九龍城砦に生きる人々の
生活を見ているだけで、本当にここに生活があった。。。
ということを映画を通して実感できる。
ドキュメンタリーの様に生々しくて
知らないうちにノスタルジーさえ感じてしまう。
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ちなみに話は変わるが
劇中の飯もよかったね。
なんといっても叉焼飯。。。
もうシズル感がまたまた深夜食堂かよ!
というぐらいに美味そう。
そして主人公がかきこんで食べる感じ。
もう何日肉食ってなかったんだろうと
思いをはせるぐらいのかきこみ。
「ん~うまい!!」
なんて、リアクションじゃないんだと!
こんな美味そうな叉焼飯を味わうなんてしないんだと!
映画館では音が響くぐらい膝を叩いてしまった。。。
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ちなみに、銀座の『喜記 へいげい』という香港料理屋さんでは
この映画の叉焼飯が食べられるそうだ。。
行きたい。。。
感想!!
ということで
最高の映画!
噂では3部作になるなんて聞きますよ!
もうたまらん!!
これは、今年の超個人的マイベスト映画ランキング2025も
ランクイン間違いなし!
と、、、
言いたいところですが、、、
「ただぁ!」
ちょっと期待と違ったなぁ。。。
もちろん期待し過ぎたなぁとは思うのだが。
個人的に中学生ぐらいから
どっぷり中国武術の世界に浸かった者として
見たいカンフー映画ではなかった。
もちろん、そもそもカンフー映画では無い
とも言えるのだから
カンフー映画を期待して見たら
そりゃ期待とは違ってもしょーがない!
と怒られるかもなんだが。。
やっぱり香港映画なら
どんなヤンキーみたいなやつらも
だれでも根底には武術を修行していて
それぞれキャラに合わせて〇〇拳を駆使して闘う。。
そんな香港映画を期待してしまっていたのです。
そして、勇気を出して言うのだが
個人的に
谷垣 健治さんのアクションが好きではない。。。
日本が誇るアクション監督ではあるのだが
好みじゃぁない。。
◆スライディングしながら斬る
◆斜めに走る
◆敵に向かって叫びながら走る
◆敵に向かって飛ぶとスローモーション
◆寄りでずっとカットバックされるカメラワーク
これはやっぱり、カンフーが出来ない俳優に
アクションが出来る様に見せる演出だと感じてしまう
やっぱりジェットリーとジャッキーチェンで育った者として
そこに本物がにじみ出るアクション。
根底に武術があるアクション。
○○拳の使い手であるキャラクターを演じれる
俳優の功夫度があるアクションが好みなんですな。。
それで言うと
今回の『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』には
功夫はなかった。。。
功夫度をサモハンキンポーひとりに託すには
年齢的にも荷が重すぎた。。
なぜか谷垣 健治さんも
「本作で掲げたテーマは「『ALWAYS三丁目の夕日』(2005~2011)の世界観で、「HiGH&LOW」(2015~2022)みたいな熱血アクションをやる!」
ということだったらしく。
映画ファンとして
この二作品をテーマに掲げられても
全然見たくならない!!!!!
と叫びたくなってしまった!
逆に見る前にこの記事読んでたら
映画館での鑑賞をスルーしてしまう所だった。。。
目指したのは「三丁目の夕日」×「HiGH&LOW」アクション監督・谷垣健治が挑んだ香港・九龍城砦バトルの裏側!|シネマトゥデイ (cinematoday.jp)
どうしても、アクションが出来ない俳優に
無理やり練習させて
なんとかかんとかカメラワークで
アクションが出来る様に見せて
すごーい!と言わせる感じの作品に見えてしまったのだ。。
もちろん、ハリウッド映画とかで
刑事とか軍人とかが腕力とかボクシングとかを武器に
繰り広げるアクションなら
それで十分満足なものになると思う。。
がしかし!
中国武術を駆使するならば
付け焼刃だとやっぱり満足できない。。
最後までなかなか死んでくれなかった
サモハンの右腕の王九(ウォンガウ)役の
フィリップ・ン
は詠春拳や蔡李佛拳ができるそうだ
だから動きは良かった
ただぁ!
気功で体を硬直させる以外
何拳を使っているのか
もっとキャラ付をしてほしかった。。。
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やっぱりさ。。
香港映画なんだからさ。。
日本のヤンキー映画とは一線を画してほしかったよね。
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ヤンキーが体力とガッツだけで喧嘩してるのとは
やっぱり違うものが見たわけじゃない!?
陳洛軍(チャン・ロッグワン)がJODANにしか見えない!!
そして、全然話は違うんだが
主役の陳洛軍(チャン・ロッグワン)が
日本のお笑い芸人「三又又三(みまた またぞう)」にしか
見えない問題!!!
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陳洛軍(チャン・ロッグワン)役のレイモンド・ラムは
その捨て犬感。
難民感。
すばらしかった!
のだが!
三又又三にしか見えない故に。。
やっぱり日本人的に三又又三を主役として
共感することが難しかった。
映画始まって1時間過ぎたあたりから
三又感も薄まって、チャン・ロッグワン頑張れ!
となれたのだが。
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あと、九龍城砦の大地主。
秋(チャウ)兄貴が岸谷五朗さんにしか
見えなかった。。。
でもこれはキャラクターとも合っていたので
そんなに邪魔するものではなかったな。。
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ちなみに、、、
秋(チャウ)兄貴も龍捲風(ロン・ギュンフォン)も
白髪のカツラ感がすごかったね。
特に言うほどではないけど
気になりました。。。
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ということで、
ほぼ大満足な映画でした!
やぱり次作は
ドニーイェンとかジェットリーに出てもらって
兄貴たちの最大の敵として登場してほしいな!
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谷垣 健治さんのアクションについてと、、
三又又三について
どうしても言いたかったので
この記事を書きました。
とにかく大スクリーンで見て欲しい!!!
おわり