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課長に「退職を考えています」と伝えた話
めぐり仕事やめるってよシリーズ第3弾となりました。
これまでのはなし
今思えばきっかけはここ
第1弾
第2弾
課長に話をする
夫から退職してもいいカードを手に入れた私は、翌日は在宅勤務日だったので、翌々日に早速行動を起こした。課長に少し話があるのですかと時間をとってもらう。
まず表向きには「夫の転勤話が濃厚になってきたのでまず共有します」と伝えた。
所属長なので、こういう結婚・妊娠出産・配偶者の転勤転居などはタイムリーに知らせてほしいと言われているのでこれは自然な切り出し方なはず。
夫の転勤が来年度ほぼあるということ。転勤は近くではあるが転居が必要になること。転居となれば今までのように実母の力が借りられないこと。借りている今でさえ、仕事と家庭の両立がうまくいっていないこと。精神的に参っている面もあり、トータル的に考えてこのままだと退職ということを検討していること。
とぎれながらも伝えた。課長もきちんと聞いてくれた。
課長の反応としては
「うーん、もったいないなあ。転勤は確定なの?転居も?でもめぐりさんの通勤も今より近くなるよね。やめなくても……」
「仕事がうまくすすめられないのは、まだ復帰して1年もたってないから。めぐりさんが休んでいた3年間は激動の変化の年だった。育休前後で我々の仕事の内容も仕事のベターなやり方もだいぶ変わってきている。それに順応するには時間がもっとかかるはず。」
「今周りに迷惑をかけちゃってるというのはそこまで気にしなくていい。それをフォローするのが上司陣の仕事。今助けてもらっていると思うのであれば、いつか仕事に打ち込めるようになったときに周囲に返してもらえればそれで大丈夫。申し訳ない・なさけないと思わないでいい。」といった感じ。
基本的には暖かい言葉をかけてもらえた。
「9~15時という時短制度を使わせてもらってとてもありがたいと思っています。その反面、私のキャパシティの問題でどうしてもこの仕事量をやりきるのは厳しい。家では育児・家事を全力でして、会社に来たら仕事を全力でしている。一瞬も休める時間がなく、限界を感じてるんです。」
ということをつたえた。
「時短でのこの仕事量、この負担感は私にはきついです。役職が下がっても給料が下がっても構わないのですが、ここの仕事量や負担度を変えてもらうことはできないのでしょうか?」
実は今日のメインはここで、何か違う選択肢がもらえないかな?ということを確認したかった。
結論としては「そういった制度はなく、対応できない」という回答だった。
おお……大企業よ……。
まあ、マネジメント的にはそうですよね、わかります。
最終的には年末年始でお休みをしてゆっくり考えてみてということで話はいったん終わることに。
就業規則には退職するには何か月以上前に伝えることといった記載がなかったので聞いてみたら「明確な規定はない」とのこと。そうなの?!
とりあえず……。
私としては退職する可能性あることは伝えたよ?!
年度初めに私がいなくて欠員ということは周囲のメンバー死んじゃうからやめてね?!言ったよ?!言ったからね!!という気持ちです。
ええ、ちゃんといいましたよ、わたしは。
現状を伝える・代替案があるか確認する・いつまでに退職の明確な意思を伝えればいいか確認するというミッションはこうして達成されたのだった。