『負の贈与』を考える
1. 『負の贈与』の実例紹介
配役
・負の贈与の贈り主: 姑(しゅうと)マン
・負の贈与の受取り手: お嫁さん
【きょうのテレホン人生相談】…(実話を編集)
「あ、お嫁さんの事なんです。お嫁さんは自分が気に食わないと、私にメールでズラ〜ッと苦情を寄越すんです。それでも今まで我慢してきたんですけど…」
「お嫁さんに誕生日プレゼントを送ったんです。お金や、お米や、紅茶セットとか、孫におもちゃとオヤツも送ったんですね」
「そしたらメールで…『届きました有難うございます』だけなんです。4日くらい経ってから電話下さいってメールしたんです。そしたら…」
「私としては、お嫁さんの有難うございます。の言葉と、孫のばあちゃんありがとう!って声聞きたかっだけなんです。喜ばれたい一新でした」
「けれどお嫁さんからのメールの内容は…『すごく煩わしいです。今迄の積み重ねが苦痛で苦痛でもう耐えられません』と…」
※ この後アドバイザーが、姑マンを説教タイム…
贈与するならアマギフとか楽天ポイントとか、贈られた側の都合で変換出来るものを選ぶべき。
そして贈与に見返りを期待したらダメと諭される。
2. 『負の贈与』とは…
(1)負の贈与とは、送った側も送られた側も、両方とも不幸になってしまうもの。
(2)姿…形…を変え、負の贈与は世の中に多数存在している気がする。
(3)実際に(身近に)負の贈与で病んでしまった人もいて、現代病的なものを感じる。
3. 『負の贈与』への問い
送った側は「贈与」のつもが、送られた側が『負の贈与』と感じるものには、なにか“共通の構造”とかあるのではないだろうか?
先の実例紹介では…
姑マンからの贈与は、お嫁さんにとっては負の贈与で、「苦情」という新たな負の贈与を生んでいる。
三ツ星スラムの見地から…改善の糸口は見いだせないだろうか?
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