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幸福を感じる鍵

幸せになりたい。

これは私に限ったことではなく、
現時点でそれを感じていない
ほとんどの人がそう思うはずだ。

なぜなら、魂は
幸福を求めているし、
幸せを感じるために
生まれたといってもいい。

幸せになりたいと言っているということは、
現在幸せではないと感じていると
言うことであり、
その時にまずして欲しいことは、
幸せじゃない状況を嘆くのではなく、

幸せになると決める

ことだ。

この決めるということは、
私たちの心の三大欲求である
自発性に当てはまる。

心の三大欲求とは、
1.自発性の欲求
2.有能感の欲求
3.つながりの欲求

1.自発性の欲求
自分の行動は自分で決めたい
自由に自分の人生を作りたい

2.有能感の欲求
自分の能力に自信を持ちたい
有能でありたい

3.つながりの欲求
他者と繋がりを持ちたい
他者から大切にされたい、
他者を大切にしたい

と言われている。

シンプルにこの3つの欲求を満たすことが
幸福の鍵である。

自発性の欲求の中に、
自分の行動は自分で決めたいということが
含まれるように、
なりたい姿も、幸せになるかどうかも
自分で決めることができるということを
私たちはもう一度思い出す必要がある。

なぜなら、
家庭教育や学校教育で、
或いは社会で、
私たちは自分で決めることができると
言うことを忘れ、
言われたことをする、従う、
空気を読んで合わせるということを
しがちだからだ。

だから、自分で決めることができるし、
決めていいということを
私たちは再認識する必要があると思う。

そして、決めたら、
物事はその方向に動き出すのだ。

私も、いつしか
人生が苦しかった時に

幸せになると決めた。

そのあと、すぐに幸せになったわけではないが、
確実に決めた後は幸せだなぁと感じる
ヒントが見つけやすくなったし、
幸せの方向に確実に風向きが変わった。

しかし、毎日幸せの感覚を
感じるような状況になりかけた時に、

悲しい
幸せじゃない
辛い

という状況になったこともある。

けれども、そういうことが起きたとしても、

幸せになると決めると、

悲しみのどん底まで行ったときに
幸せになるには?という頭が働くし、
私はそうなるって決めたし、
そうなるに決まってる
という思いから、

次なるアイデアが思いついたり、
幸せに向かう方向の行動が取れるのである。

そして、結果、
その出来事は、
幸せになるために
起きた出来事の一部だったと、
後から気づくことができる。

このように、1の自発性は
常日頃から物事を自分で決めると言う癖を
つけるといい。
言われたことをやる時でさえ、
それを言われたからやるのではなく、
言われた上でやることを自分で決めた。と
思う方が心地よく感じる。

2の有能感は、
できた!わかった!
という感覚。
つまり、知らないことを知る、
新しいことに挑戦しできるようになる、
パズルを完成させる
のような、達成感が人は欲しいのである。
このような感覚を得るためには、
日常の決まりきったルーティンから
一歩違ったことをしてみるといい。

難しすぎる無理難題を解決しようとするよりも、
簡単にできそうなことをやって、
できた!という感覚を掴むことを増やす方が
幸せの近道だと感じる。

何もしないで変化がないと
この感覚が掴めないので退屈だと感じる。
そして、難題が解けない時、
できないと思い込むこともこの達成感とは
真逆の感情だ。

3のつながりについて。
人間関係が良好であることは、
幸福度に影響することは想像しやすい。
人に思いやりを持っているとき、
心が温まる感覚があるし、
思いやりを持って接してもらった時、
感謝だったり嬉しさが込み上げてきたりする。
つまり、浅い関係ではなく、
より深い繋がりをもち、
また双方向の想いが感じられるとき、
私たちの心は満足する。

この3つの心理的欲求を満たすような
行動を取ることが、
私たちの幸福の鍵である。

まとめると、
物事を自発的に取り組み、自分で決め、
達成できる何かをし、
深い繋がりがもてる身近な人と
良好な関係を築く

そんなことを意識して
生活してみると、
心の満足度が上がり、
幸せな気持ちになれるはずだ。


もし、この3つの心理的欲求を
満たすことがすぐにできないと
感じるのであれば、練習が必要かもしれない。

私も、練習が必要だった。
他人任せや指示に従う傾向にあった私は、
決めるということを意識してやったし、
日常が退屈に感じているときは、
新しい環境に身を置いたり、挑戦できる時間を
作るようにした。
人間関係に関して言えば、昔から得意ではあったが
自分との関係を良好にすることで、他人との関係もより良くなっていった。

明日すぐ変われることではないけど、
徐々に徐々に、
進化成長することを私たちは楽しめるし、
誰しもがその能力がある。


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