わたしとネイル
ジェルネイルをセルフで始めたのがちょうど15年ほど前。高校を卒業する前後にジェルネイルキットを買ったのがきっかけだった。
2008年といえば小悪魔ageha全盛期の頃で、まだまだアクリルの長いロングスカルプが流行っていた頃だ。
Wikipediaによると2008年頃からセルフジェルネイルが流行りだしたらしいので、私はまあまあ最先端を走ってたらしい。
ハードジェルから始め、そのうちにソフトジェルなんてものがあるらしいと知り、いつの間にかアクリルも自分でやるようになった。
そこから数年後、ネイルスクール門を叩く。
そして気付く。
ネイルは好きだけど、ネイリストになりたいわけじゃないかもしれない、と。
あるあるかなと思う。
それでも検定はちまちま取って、ネイルスクールは卒業した。
その後、社会人時代は3週間毎にネイルサロンに通うのが私の生活の一部になった。
しばらく離れていたセルフジェルネイルを久しぶりに始めたのは結婚し出産を終えた頃。
ポリッシュは剥がれるし、こまめに塗り替えられる人じゃないと無理なので私には全く向かず。
そもそもネイリスト(潜在)だけどポリッシュ苦手なんだ。
久しぶりにジェルネイルをして、私の中でネイル熱が再燃。
ネイルが好きな方なら分かるだろうが、ネイルしてるだけで本当にQOLが上がるのよ。
気分が良いと1日が本当にうまく進む。
嫌なことあっても、ネイルが可愛いからいいや〜ってスーパーポジティブになれる。
そしてネイリストやセルフネイラーなら全員もれなく同意していただけるだろう問題がある。
ネイル用品への物欲が一生尽きないのだ。
新しいジェルやブラシ、パーツやシール、
買えば買うほどまた新しいものが欲しくなる。
爪は両手両足で20個しかないのに。
そして今日まで続く私のネイル熱は
「そうだ、自分の分だけじゃなくて、ひとの分も作ればいいんだ」
と思うに至った。
それなら最初からネイリストになればよかったものを…とは言わないでおく。
そしてネイルチップ作家となった。
まだフル稼働はできてないけど。
ネイルのことを考えない日は1日たりともない。
毎日、常にネイルことを考えているし、
あの子にはこんなデザイン、この子にはこんなデザイン、と
友人たちの顔を思い浮かべては新しいデザインを考える日々だ。
残念ながら生まれ持ったセンスは平々凡々。
特に光るものがあるわけでもない。
でも磨けば光るというように、作品が出来るたびにセンスも向上してる…気がする。
毎度、過去の作品を見ては恥ずかしさで死にそうになっている。
それでも「可愛い」と言われるのが嬉しいから頑張れる。
がんばる
https://instagram.com/mehravi_nail