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近江商人の街でイエナキャンプ
8月に入って最初の夏休み企画!
名古屋東のイエナ式探究オーナーさんたちが、忙しい中準備してくださいました。
近江八幡のログハウスと
古民家を使った2泊3日のイエナキャンプ!
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ログハウスに入ると先に地元の虫さんが、2階を陣取っていました。
都会から来た2人の子どもたちは虫がとっても嫌な様子。
人間が虫さんの縄張りにお邪魔しているという考え方
そこで、2人には「虫さんの方が突然人間達がやってきて、迷惑だと思ってるのかもよ?」とだけ伝えて、
「虫さん!お邪魔しますね」と、ここでイエナプランの
「共に生きる」姿勢をアピール!
実は私も足が4本以上ある生き物は大の苦手なんですけどね(笑)
何かで読んだのだけど、
虫も波動は伝わるらしく、怖がると相手も警戒して、暴れ出すらしい。
なので、優しい言葉掛けを心がけ、
室内にいる場合は、うちわとかをそっと差し出して「ここに乗ってちょうだい」と、誘導。
窓の外に逃してあげることができる様になりました。(子ども達は怪訝そうにみていましたが(笑))
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物凄く精密に張り巡らされてた。
イエナ学び出してから蜘蛛の巣は大きな探究テーマになってます。
近江商人の街の素敵な古民家!
2日目は、ちずオーナーさんのお宅をお借りしてのイエナ合宿。
近江商人の立派な古民家を産前産後のドゥーラーハウスとして立ち上げたとっても素敵な空間。
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今回は急遽お熱で来れなかった家族さんもいて、子どもは2人だけ。
しかもとても仲の良い2年生同士だから謎の結束がありました。
ある意味「子ども社会」はしっかりと形成されていた。
「ホンモノから学ぶ」
イエナプランが大切にしている「ホンモノから学ぶ」と、「どんな時もホンモノの自分でいる」は、今回中々高いハードルとなりました。子ども達をコントロールしようとするのではなく、自ら問いが生まれる様に「エミールの石」を仕掛けるのが難しかった。
それでも、流しそーめんやスイカ割り、花火!と、日本の夏の三大行事で盛り上がりました。
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子どもの学びは
教師、子ども同士、環境、
と言われます。
今回の開催地は近江商人の街。
三方よし
近江商人の経営哲学のひとつとして「三方よし」が広く知られている。 「商売において売り手と買い手が満足するのは当然のこと、社会に貢献できてこそよい商売といえる」という考え方。
これを教育に例えると?
教師と生徒、そして地域社会
共に生きる市民を育てることこそが、ホンモノの教育なのでは?と、改めて考えさせられたキャンプでした。準備から当日までを取り仕切ってくださった恵美さん、わんこちゃんありがとうございました。