「どんな大人になるのか」子どもに考えさせる教育
子育て中って、色々と悩むことが多いですよね。
どんなにキャリアがあっても、子育てはおそらくほとんどの夫婦にとって、初めての経験。
どんなに学歴が高くても、どんなにテストの点数が良くても、実際に世の中に出てみると、ホンモノの現場には、学校の教室などで学ぶことよりも、はるかに想像力や体験力が必要なことが多々あります。
そして、子育てはその最たるものなのではないかな❓と、感じます。
ヒトが一生をかけて学べることなどたかが知れている
人間が生きている間に学べること。
学ぶということは「真似る」からきているらしく、つまり真似ることができるレベルまで到達しているかどうか❓だと思います。
学校で学ぶことのほとんどは、自分の中で腑に落ちることよりも、なんとなくそうなのかな❓とか、テストに出ることの丸暗記とか、そう言った学び(勉強)と言った形で反復するだけで、腹落ちしていると言った学びの域まで到達していないのが現実!つまり、本質は知らないことの方が多いのです。
子どもと言う生き物は、小さければ可愛いけど、小さいなりに大変なことが多い。
ここに親にとっての学びの本質があるのだと思います。
子育て四訓
乳児はしっかりと肌を離すな
幼児は肌を離して、手を離すな
少年は手を離して、目を離すな
青年は目を離して、心を離すな
私も子育て中に何度か聞いたことがありました。
子どもの成長に合わせて、親の関わり方は変わるというか、変えなければいけないのだと言うこと。(親も一緒に成長しなさいという事です)
子どもの成長に合わせて親が成長できていない場合、子ども達は親によって人生を台無しにされているのです。
子どもが大きくなるにつれて、お互いがお互いの思っていることに対して違和感を覚える事が増えていく。
子育四訓はまさにそこを言い得てると感じます。
子ども達はやがて必ず大人になります。大人になるということは、必ず社会に出ていきます。そして、社会の中でなんらかのお仕事(イエナプランでは学びのことを仕事と言います)に就くことになるのです。
学校で学ぶ数多くのことが、学び=お仕事にリンクしているのか?
日本の学校ではお金のことを教えないと、よく言われます。
政治の話もタブーだと言われます。
資本主義社会では、政治経済は中心にあるにもかかわらず。
そこをタブー視した教育を受けた子ども達が社会に出た時に、どうなるのか?
学ぶということはそれら全てを網羅して、自分は世の中のどの分野を担うのか?
それが学びにつながらなければ意味がないと考えています。
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オランダの子ども達の幸福度が世界一高い理由!それは、「問いを引き出す」教育法だから。
子どもはちゃんと生きて行くためのチカラを持って生まれてきている、それを台無しにしてるのが大人たちなのです。
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恵夕喜子(めぐみゆきこ)
鹿児島県奄美市生まれ
子育て中に、バブル期の大手証券会社で営業職を12年間。
同時に息子が入ったカブスカウトでリーダー体験10年間。
教育事業に興味を持ち、女性専門のコンサルタント会社で経験を積み2006年に独立。
2007年にNPO法人ママの働き方応援隊を立ち上げ、
2012年、出産後の女性が講師として、赤ちゃんと一緒に参加できる「赤ちゃん先生」をスタート
2023年世界一子どもの幸福度が高いと言われるオランダで広がったイエナプランをベースに
「イエナ式おうち探究塾」をFC展開中
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