子どものチカラで社会を変える?
イエナプランを学び出してから、「子どものチカラを使う」と言うことにとても興味が湧いたのですが、
実際に実践しようとするとなかなか難しい壁がありました。
そんな壁を取り除いて、実験できるのが、イエナキャンプ!
今回は4泊5日の実験校!
まずは、朝昼晩に行われるサークル対話。
ファシリテーターはもちろんたかお君。大人達も参加(大人も子ども達と同じポジション)
大人はついつい評価する側に回ろうとする(これも子どもに答えを教えようとする癖なのか?)
立ったままで参加する子、態度が悪いなー!など、日本人は、見た目!つまり、姿勢がとても気になるのだ、と言うことに気付かされます。
子どもがリーダーだと何が変わるのか?
今回、本人の希望もあって、イエナキャンプ立ち上げ期の昨年3月より(正確に言えばイエナ導入前の子ども塾からからこれ5年間ぐらい参加してる)たかお君にリーダーになってもらいました。
たかお君にとって初めてのリーダー体験。
初日は
子ども達は大人がリードしている時よりもなんだか協力的?
なんでだろ?と、考えてみたら、
それはアットー的に子ども達と、
「子ども目線で遊ぶ」と言う強みがあることでした。
たかお君はリーダーとしてファシリテートしながらも、隙間時間があると鬼ごっこしたり、カードゲームしたりと、遊びが間に入っているのです。
これは、大人ではなかなか難しい。
大人は、日本人は特に、まずは相手の聞く態度を気にします。
態度が悪くても聞いていることに間違いはない?
態度が悪いと何が困るのか?
喋る側が話しにくいのです(笑)
たかお君はそこはあまり気にもかけず、進行していきます。
子ども達は自分が興味ある話になったら、前のめりになってくる!とてもわかりやすい(笑)
特に生き物達との遭遇はめちゃくちゃ前のめりになる
大人の当たり前で支配しない
初日、たかお君がリーダーとして頑張る中で、大人として気付かされたことは、
大人は子ども達に教えようとする
大人は子どもは何も知らないと思っている
大人は子どもは躾けないと悪になると思っている
これ、全て逆効果なのだと気が付きました。
本当の意味で子どもを信じるってどう言うことなのだろう?
大人は自分の過去の体験から
姿勢は良い方が好感度高くなり、それがメリットとなり、上司や先生に気に入ってもらえる?
相手に不快感を与えない?
はい!全て大人都合でした。
ところが、3日目から、たかおリーダーに試練が訪れたのです。
続く