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祭りと花火は文化
台風6号の長期滞在で奄美地方は大きな影響を受けました。
定期船が10日以上も入ってこない。スーパーやコンビニの棚は全て空っぽ。野菜果物は言うまでもなく、トイレットペーパーなどの生活物資すら、どこにも売ってない。
近くのコンビニは強風や豪雨が理由ではなく、売る品物がないと言う理由で2日ほど閉まっていました。
そんな中、年に一度の大きなイベント「奄美祭り」は台風の直撃を受けて延期に。
どこの自治体でもコロナが明けて初めて本格的な開催となる今年の夏祭り。奄美市としては、まさか、同じ台風が10日も大きな影響を与えるとは予想もしなかっただろう。
それでも、花火大会とそのほかいくつかの催しは台風通過後に開催されました。
HANABIと祭り
打ち上げ花火は世界中であるらしいけど、ほとんどはノロシの様な意味合いで、祝い事の始まりとかに使われているのだそう。
でも、日本の花火は魂を沈める。「鎮魂」の意味があるのだそう。お盆の時期に花火大会があるのはそう言う意味合いもあるのかもしれない。
火薬を美しい花火に変えた感性
火薬はそのまま爆弾に変える事ができる、多くの命を奪う武器にもなる。それを美しいアートに変えた日本人の感性は本当に素晴らしいと思う。
お盆の時期に帰省すると、日本中、色んなところで夏祭りが催されている。
大きな天災があった地域で最初に復活するのは祭りなのだそう。
今年は仙台の七夕祭りがコロナ後やっと本格的に復活したと言うニュースを見ました。
何故、祭りが必要なのか?
祭りは楽しい。屋台で色んな食べ物を買い、ビールを飲み、ほろ酔いで盆踊りや、花火を楽しむ。
何が楽しいのだろう?と、考えた事はなかったけど、イエナプランを学ぶ中で、分かった事があります。
イエナプランの四つの活動の中に「催し」と言うのがあります。
これは、毎週の小さな催しから月に一度の地域や保護者を巻き込む大きな催し。
これらは、子ども達を中心に、地域がつながるためのものなのです。
ヒトが1人でできる事はたかが知れている
ヒトは1人では生きていけない。頭ではわかっていても、日常的には煩わしさが先に立って、地域の人とはなるべく関わらないでおこう!と言った様な世の中になっている。
実際に私も近所付き合いは苦手だ、意見の違いで揉めたりしたら後が面倒だと思うからなのかも知れない。
だけど大きな災害があった時、1番協力しないといけないのはご近所さんなのだ。
個々では中々難しいご近所でのつながりのキッカケを作ってくれるのが祭り(催し)なのです。
火薬を戦争に使う国もあれば、「祭りの花火」として、人と人をつなぐ場作りの文化を作った日本人。
本当に素晴らしいなー!と、夜空に咲いた大輪の花火を見ながら思った夏の夜でした。
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