日常的に非日常

都会暮らしを20年もするとうまれ故郷が新天地になるなという発見はなかなかです

都会人ぶってましたが

今は田舎人ぶってます

田舎ならでわな空気にまだまだとまどってはいますが

色々中途半端な感じもそれなりに楽しみつつあります

子どもの頃の当たり前が今ではとても新しい

田舎の人にとって土いじりは日常的であり
風景としてもごくごく普通のこととして見ていたので全く興味がなかったのですが

今は土いじりが趣味です

趣味なのでまだ生活にはなっていないのは中途半端な今だから

それも楽しい

子どもの頃は見た目のみで判断してミミズはただただ怖かったのに

今年から土いじりを初めてやりだしてからはミミズ先生と呼ぶようになり

ミミズ先生と微生物の機嫌を損ねないようにすることが土いじりの基本なのだということを

土いじりしないとわからなかった

そんなわからなかったことが多いのでそれも楽しい

都会に住んでいるときにベジタリアンやヴィーガンや玄米菜食やローフードやエコやロハスなどなどを主義にしている方々と出会う事が度々あったのですが

田舎ではわざわざ努めなくても普通の生活がそれになってます

私は特に食にも生活にもほとんど主義がなかったのですが

強制的にほぼほぼロハス

そういう生活が当たり前

主義ってなんだろう

意識高い系ってなんだろうって

ってなってます

環境がら

ジャンクなものを口にする方が減りました

特にジャンクなものを避けてはないのですが

山奥にジャンクなものが売ってない(笑

コンビニは車で30分以上離れてるので

ジャンクフードがレアキャラになっているこの感覚も面白いです

今はまだスーパーで野菜を買ってますが

夏には自分の畑でとれる無農薬の有機野菜を食べることになる

地元の人にとって当たり前で普通なことが

田舎を離れたからこその有り難みを感じています

梅雨があけたら庭先で炭火と七輪でヤマメを焼いて食べる計画をしてます

ヤマメは養殖ですがめちゃくちゃ綺麗な湧水で育ったものなので凄い美味しい

人生において180度ひっくり返った生活をしてますが

まさにプライスレスな生活してます

予想してない急展開な状況でしたが

のんびり少しずつ心が追いつきつつある感じです