小学1年から変わらない中身

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はじめまして、うっちー@書ける×描けるデザイナー です。

はじめましてついでにnoteも初めて書いてみます。
大阪・梅田のコワーキングスペースONtheのスタッフごんちゃん#noteもくもく会というおもしろいことをされているので、これはやらねばと参加して書いてみます。

テーマ、春。

「春・・・?なんやろう、ないぞ・・・」と思ったものの、
必ず春になると思い出す、だけど、しょーもな・・・と気づかぬふりをしている話がひとつだけあったんでした。

小学校の入学してすぐのことで何故か鮮明に覚えています。
それは、掃除のぞうきんを止めておく洗濯バサミを先生がくれる場面。

今もかな?学校の椅子で、足の安定を保つためにこういう横に渡ったパイプありませんでしたか?

コレ↓

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ここに雑巾を掛けて洗濯バサミで止めておくのが、私の小学校のスタイルでした。

さて、ここで、先生は言います。

「水色かピンク色か白色があるから、ほしい人から並んで〜」

今でこそジェンダーの問題で引っかかりますが、
当時は”水色=おとこのこ” ”ピンク色=おんなのこ”という意識がすごく強かった。(白はよ)

だけど、私はピンクに並ぶのは絶対するもんかという派でした。
女の子だからってピンクって決めるなよ、と、
むしろ男の子の色を好む私かっこいい、と、
この頃から実は思っていたタイプなのです。

決めつけられてる感がどうにも違和感だし、
マイノリティへの美徳を6歳なりに感じていた私は、
まだ打ち解けてないクラスの男子たちが並ぶ最後尾にちょこんと並びました。

女子も、男子も、それぞれにメジャーは例の”決められた色”へ並ぶ中、
ここで先生はひとつ罪を犯しました。

並んだ順に希望色を渡していく先生。
ピンクも青も希望者多数で、各色最後に並んだ子は人気のない白を強制的に渡されるのです。
いや、競争社会を密かに植え付けたな・・・と今にして思うわけですが、
兎にも角にも、最後尾の私も当然のごとく白になったのでした。

しかしこれが結果オーライ。
回り回って「あれ?もしかして、実は白が一番オシャレじゃない!?」と残り物に福を感じて、ひとりホクホクした自分の感覚を未だに覚えているのです。

三十路を生きる今思うのは、

6歳ってもう三十路の感覚だということ。

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6歳のわたしは、
流行りの色に靡かずに、
「むしろ、靡かないのがなんかオシャレやわ…へへ。」とひとり満足するまさに今の私そのもの。
意図せず得た結果も、最終的にどこかしら満足するのも、そう。

あのときの自分を褒めてやりたいなぁと、
そんなことを考察している春の夜です。
(先生も、回り回ってありがとう。勝手に罪をきせてすんません。)

そんな気持ちにさせてくれるnoteもくもく会、素敵やん。
ごんちゃんありがとう。

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