『グラスハート』シリーズのこと

好き。
大好き。

初めて読んだとき、鮮烈だった。
朱音ちゃんの勢いに巻き込まれるように、読んだ。

くるりくるりと展開が変わる。
走って、走って、走る。

透明な、しずく。
深い海の、夜の、白く光る音。

何度読んでも、変わらなくて。
何度読んでも、新しい何かがある。

ずいぶんと長い付き合いの作品だけど、「懐かしい」とは思わない。
ずっとそばにあるから、いつも隣にいるから、懐かしくなったりしない。

朱音ちゃんのことはもちろん好き。
なんだけど、藤谷センセイも、坂本くんも、源司さんも、好きなの。
高岡がちょいと別格ですが。

(桐哉は最初苦手だったけど、だんだん良さが分かるようになった。今ではカワイイとすら思う)

そして、何年も何年も読んでるけど。
見えてないところ、分かってないところがあるのもイイ。
そんなとこあったんか!!てなる。

私の思い通りでなくていい。
だって、最高でしょうそういうの。

という気持ちでいます。



『グラスハート』シリーズ
若木未生 著

まさかのドラマ化で、全巻重版!
電子書籍もあります


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