『グラスハート』シリーズのこと
好き。
大好き。
初めて読んだとき、鮮烈だった。
朱音ちゃんの勢いに巻き込まれるように、読んだ。
くるりくるりと展開が変わる。
走って、走って、走る。
透明な、しずく。
深い海の、夜の、白く光る音。
何度読んでも、変わらなくて。
何度読んでも、新しい何かがある。
ずいぶんと長い付き合いの作品だけど、「懐かしい」とは思わない。
ずっとそばにあるから、いつも隣にいるから、懐かしくなったりしない。
*
朱音ちゃんのことはもちろん好き。
なんだけど、藤谷センセイも、坂本くんも、源司さんも、好きなの。
高岡がちょいと別格ですが。
(桐哉は最初苦手だったけど、だんだん良さが分かるようになった。今ではカワイイとすら思う)
そして、何年も何年も読んでるけど。
見えてないところ、分かってないところがあるのもイイ。
そんなとこあったんか!!てなる。
私の思い通りでなくていい。
だって、最高でしょうそういうの。
という気持ちでいます。
『グラスハート』シリーズ
若木未生 著
まさかのドラマ化で、全巻重版!
電子書籍もあります