9月29日 Treasure&Ponder 説教内容

茨城県水戸市に所在する、水戸恵みルーテル福音キリスト教会です。毎週、当教会にて日曜日に行う礼拝内容を簡単に投稿しています。どうぞ気軽に読んでみてください。

タイトルにある「Treasure & Ponder」とは、宝物(神様の言葉)を思い巡らすという意味で、私達の教会の礼拝スタイルに取り入れている理念です。牧師が前で説教しているのを座って聞いているだけでなく、テーブルをみんなで囲って話し合いながら聖書を学んでいくスタイルです。

今日の内容:
ルツ記の学び

質問の参考回答も載せますが、ぜひそれぞれ考えてみてください。(こちらに載せる回答はあくまでもこの日の参加メンバーの意見と私のメモからになります)


質問1:
モアブ人の先祖は、アブラハムの甥ロト。つまり、イスラエル人の親戚。イスラエル人たちがエジプトの奴隷から解放されてカナンの地に移り住む時に、モアブの地を通過しようとした。その際、モアブの王は預言者バラムを雇いイスラエルを悩まし、誘惑したので、新約聖書では神の民、主を信じる者の敵対者の代表のように取り扱われている。

質問2:
主なる神について知らなかった可能性。移り住んできた人たちから神について聞いた可能性。

質問3:
自分自身の状態が未亡人(夫も息子も失った⇒普通なら愛を求めたり、助けを求める)であるのに、その2人に自分の国に帰って夫を見つけるようにアドバイスした。

質問4:
夫を見つけて経済的にも安定すること/離れても神様とつながっていること

質問5:
ナオミが2人を愛しているから。
イスラエルではモアブ人はいじめを受けたり、不利な立場で生活することになるだろうから。

質問6:
自分が、外国で家族を失った経験⇒外国で家族を失う気持ちを知っている。

質問7:
ナオミが1人でベツレヘムに戻っても、彼女は未亡人で10年も経ち、夫も子供もいないので何もない。ナオミは失望している。そのような義理の母を放っておけないので、ナオミもオルパも自分の保身、平安よりも母の平安と生活、体を案じている。


質問8:
一生涯を通して、同じ神様の家族としてナオミを愛し続ける。/一生涯神を愛しますという表現。⇒最も強い告白(簡単にいえることではない)

質問9:
神と私。神を信じていあに人達と信じている人達との間ではこれは難しい可能性。結婚においても同じ告白。

質問10:
神を絶対的に、真剣に信じ、愛している。中途半ではない。

質問11:
出ていった時は、夫もいたのに、1人でナオミが帰ってきたから。/10年経っているから久しぶりということ。/10年間の苦しい思いによる大変なことが顔に表れていた可能性。/多くを失った人として帰ってきた。

質問12:
ナオミは主のことをシャダイと呼んでいる。つまり主が全能であることを知っているので、この悲惨な状況からも主は助け、与えてくださると信じて、絶望するのではなく、希望を抱くべき。次のローマ8章28節でもそのような約束を思い出させる。

ファインダー1:
神を愛し、隣人を自分自身のように愛せよというマタイ22章36-40節の御言葉。

ファインダー2:
シートにもあるように、結婚も堅信式も「死に至るまで」伴侶と主に対し愛と信頼と忠実さを誓う点が、ルツの16節17節の告白と同じ。つまり口先だけの誓いは噓であり、罪。心からの愛と信頼と忠誠をもって愛する。上記のマタイ22章36-40節でも「心を尽くし、思いを尽くし、力を尽くし、知力を尽くし」とあるのはそのこと。

毎週日曜日に礼拝をおこなっています、オンラインでもつないでいますのでよかったらぜひご参加ください。気が向いた時にたまにでも大丈夫です。
イベントなども随時開催しています。インスタグラムにて情報発信しているのでよかったらそちらもご確認ください。
今日の内容について個人の意見や質問、コメントもお待ちしております。
インスタグラム:Mito_megumi_luthran_church

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